年収1,000万円も夢じゃない!?世界共通資格の「PMP」とは
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海外ではMBAよりも実践的と高い評価を受けている「PMP」という資格をご存知でしょうか。 PMP資格は、「プロジェクトマネジメントプロフェッショナル」の略称で、 アメリカ合衆国のProject Management Institute(PMI)が認定する、 プロジェクトマネジメントに関する国際資格となります。
プロジェクト・マネジャー(PMP保持者)は日本国内でも平均年収965万円と高い収入を得ることのできる、今、非常に需要の高い職業です。 会社での昇進条件や、官公庁案件の入札条件としてPMP資格の保持が求められるケースも多々あります。 IT関係やコンサル、金融、保険、建設業界の方が取得することの多い資格ですが、 そもそもプロジェクトが存在しない職業はほぼ存在しないのでほとんどの業界で活かせる資格です。
日本ではプロジェクト・マネジャーが圧倒的に足りていない
実は稼げるIT資格ランキングに毎年選出されている人気資格
PMPは、様々な資格のランキングで上位に選出される人気資格です。
『MBAより実践的 いま出世・転職に効く資格』(外部のサイトへジャンプします)
上記記事を要約すると、
- 昇給や昇進に役立つIT資格トップ20にて、「実際に役立った」「昇進・昇格に役立った」の2項目で1位
- 昇給や昇進に役立つIT資格トップ20にて、「転職に役立った」の項目で2位
- キャリアアップに悩んでいた女性が、PMP資格を取得した経験を活かしてマネジャー職へのキャリアアップ転職に成功
基本的に、出世する = 部下やプロジェクトを管理する側に回ることが多いので、 そのスキルの証明・資格の取得過程で身につけるメソッドはキャリアアップに直結します。 しかも、まだまだ一般的には知名度が低く、プロジェクトマネジメントに関する実践的なスキルを持つプロジェクト・マネジャーは常に不足している状況です。
PMP資格の取得はこんな人におすすめ
下記の特徴に当てはまる人がPMP資格を取得することが多い
- 今よりも年収を上げたい
- とりあえず3年がすぎて、今後のキャリアアップを図りたい
- 結婚、出産後もマネジャーを目指して仕事を続けていきたい(女性)
- プロジェクトを成功に導くための、スキル・知識を身に着けたい
- 30歳を過ぎて、今の立場で働き続けて本当に良いのかと疑問を感じ始めた
- マネジメント知識を身につけて、コンサルティングなどワンランク上の職業を目指したい
- 自分の知識がどの程度か示したい
PMPの受験資格は、実はクリアしやすい
受験資格が難しいため、受験すること自体ができないと思われがちですが・・・
PMPは、全ての人が取得することができる資格ではありません。 ある一定の基準に達していない場合、受験することすらできません。 PMPの受験に必要な条件は、下記のとおりです。
【1】高校を卒業されている方の場合:
60ヶ月間のプロジェクトマネジメント経験を含む、プロジェクト業務を指揮・監督する立場での7500時間の実務経験
【2】大学を卒業されている方の場合:
36ヶ月間のプロジェクトマネジメント経験を含む、プロジェクト業務を指揮・監督する立場での4500時間の実務経験
(【1】か【2】、どちらかの条件の達成でOK)
【3】公式なプロジェクトマネジメントの研修を、35時間以上受講
数年単位のプロジェクトマネジメント経験を求められるので、自分には該当していない、と諦めてしまう方が多いのが現状です。 しかし、この記事を読んでいるあなたも実はこの条件をクリアしているかもしれません。 なぜなら、PMIはプロジェクトを下記の通りに定義しているからです。
『プロジェクトとは、明確な始まりと終わりがある成果物またはサービスを生み出すための有期的な業務である。』
つまり、会社で正式に『プロジェクト』と名前が付けられていなくても、 日々の業務には大体PMIの定義するプロジェクト要素が絡んでいることになります。 例えば、業務を行うにあたって特定の期間内に成果物を求められることが多いですが、 これは上記PMIのプロジェクト定義に当てはまる場合があります。 また、『指揮・監督する立場』という表現も難しく考えがちですが、 要するにプロジェクトを進行する中で、あなたも率先してプロジェクトをリードした一員かどうか、で定義されます。 マネジャーやリーダーのような、肩書きがなくても該当する場合があります。
- 今年度中に業務生産性30%アップのため、社内のツール導入プロジェクトにリーダーとして参画したことがある。
- 今期、新サービス販売促進プロジェクトをマネジャーとして推進した。
- 他部署のメンバーと合同で2か月間、既存商品のリニューアル企画を策定し、統轄した経験がある。
いずれかにピン、と来た方はPMIが定義するプロジェクトの『指揮・監督』に該当します。
つまり、大学を卒業し、正社員として3年以上勤務している方であれば、PMPを受験することができる可能性を持っています。 プロジェクトマネジメント経験をPMIに申請する際は、自分自身が経験したプロジェクトの内容や期間などのほかに、 それを証明できる人の連絡先の記入が必要になります。 本当に自分は基準をクリアしているのか、と不安な方は、 上長やプロジェクト関係者の方に自身がスキルアップのためにPMP取得を目指している経緯を話し、 相談してみることから始めてみてもいいかもしれません。
【3】のプロジェクトマネジメント研修に関しては、隙間時間に受講できるオンライン講座(eラーニング)を活用すれば働きながらでも余裕を持って準備することができます。
35時間のプロジェクトマネジメント研修はオンライン講座(eラーニング)でもクリアできる
オンライン講座(eラーニング)なら、忙しい日々の隙間時間で受講することも可能
PMP受験資格の1つである、「35時間以上の公式なプロジェクトマネジメント研修の受講」は PMI登録教育プロバイダーが提供する認定された研修を下記の2パターンの方法で受講することができます。
- セミナー、通学講座
- オンライン講座(eラーニング)
セミナーや通学講座は約15~20万円前後の費用がかかる代わりに、 実際に対面で講師の方から講義を受けることができます。 平日に開校されているケースが多いので、受講するために仕事を休んだり、 通学に時間がかるなどのデメリットがあります。
通信講座(eラーニング)は、約5万円程度の費用でネット環境が整っていればいつでも受講できるのが強みです。 一度受けて理解が浅かった場合には一定の期間内であれば再受講できるケースが多いので、復習を行うこともできます。 また、あなたの学習を二人三脚でサポートする専任のチュータが担任でつく講座もあるので、 わからない箇所があっても何度でも指導・添削をしてもらえます。
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会社の資格取得制度を使えばお得に取得できることも
企業によっては資格お祝い金としてボーナスが出る場合も
企業によっては資格支援制度を活用してPMP取得までの費用を一部会社に負担してもらえる場合もあります。 知られていないだけで実は制度が存在したケースもあるので、総務の方に一度相談してみてもいいかもしれません。 また、取得後のお祝い金や資格手当を支給しているケースもありますので、 場合によってはちょっとした臨時収入になるかもしれません。
PMP資格を取得した方々が活躍する業界
PMPは多様な業界で活躍する資格です
PMP資格を取得した方々は下記のような職種・職場で活躍しています。
- システムエンジニア(SE)
- プロジェクト・マネジャー(PM)
- ITコンサルタント
- 経営コンサルタント
- 建設コンサルタント
- ゼネコン
- 製薬会社
- 金融サービス
- 保険会社
上記以外にも、そもそもがプロジェクトをマネジメントする資格なので多くの業界で活躍することが可能です。 また、米国PMIは海外では認知度が高く、特に外資系企業への転職ではPMP資格の保持が優遇される傾向に有ります。
プロジェクト・マネジャーとして新しいキャリアを踏み出す
PMP資格はあなたの新しい一歩を力強く支えます
PMPは多くの人が取得を目指せる、可能性に満ちた資格です。 人生100年時代のこれからの世の中で、キャリアを構築するのにPMP資格は大いに役立つことでしょう。BizLearnでは、eラーニング「PMP®試験対策セット」を販売しています。本講座を受講することで、試験対策と公式学習時間の取得を同時に行うことができます。
資格を取得して着実なキャリアの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。