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基本情報技術者試験の合格を左右する過去問の学習方法

基本情報技術者試験の合格を左右する過去問の学習方法

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基本情報技術者試験に合格するには、過去問を解くことが有効な学習方法の1つであり、必須です。しかし、できるだけ多くの過去問を解けば良いということではありません。

この記事では、基本情報技術者試験の過去の出題データをもとに見いだした、効率的かつ効果的な学習方法を解説します。

基本情報技術者試験の過去問を解く4つのメリット

1.試験の形式や出題の意図を理解することができる

過去問を解くことで、実際の試験の形式や難易度を理解することができます。また、過去問をこなして出題の意図を理解できるようになることで問題が解きやすくなるのに加え、自分が解ける問題かそうでない問題かを瞬時に判断できるようになり、解答のスピードが上がります。自分が解ける問題で確実に点を稼ぐことが重要です。

2.出題傾向を知ることができる

過去問を解いていくと、よく出題される問題が分かってきます。問題文が全く同じではなくても、ポイントを押さえておけば答えを導き出すことができるので、頻出問題を把握し、重要なポイントを確実に押さえておくことが点数を稼ぐコツです。

3.時間の使い方が分かる

科目A試験(旧:午前試験)は、全ての問題を解くのに時間が足りなくなる方は少ないですが、科目B試験(旧:午後試験)は、20234月の新制度により問題数が増えて試験時間が減ったことで、上手く時間を使わないと全ての問題を解くことが難しくなってきます。

実際の試験同様の時間と問題数で過去問を解くことで、どのような問題にどれくらいの時間をかけられるかが把握できるようになります。試験当日に焦らないためにも、必ず1回は実際の試験と同じ条件で過去問を解いてみましょう。

4.過去問からの出題率が高い科目A試験(旧:午前試験)の対策になる

科目A試験(旧:午前試験)は過去問からの出題率が高いというデータがあります。これが基本情報技術者試験の合格には過去問が必須と言われる大きな理由です。過去の試験に出題された問題と同じようなテーマの問題(定番問題)が出題された確率は以下の通りです。

令和5年
7月
令和5年
6月
令和4年
7月
令和4年
6月
令和4年
1月
令和3年
12月
出題数 60問 60問 80問 80問 80問 80問
定番問題 28問  30問 44問 46問 46問 43問
過去問
出題確率
47% 50% 55% 58% 56% 54%
               ※過去問出題確率とは、過去問と同じようなテーマの問題が出題された確率を意味します。

毎年、科目A試験の約半分はよく出る定番問題から出題されていることがわかります。つまり、定番問題の過去問が解けるようになれば、合格は目前ということになります。よく出る定番問題に絞ってしっかりと対策を行うことが科目A試験合格への近道です。

科目A試験(旧:午前試験)のよく出る定番問題の見分け方

では、どのように定番問題を見分けるのか?これは正直、何度も科目A試験を受験してみないと見分けることが難しいです。そのため、あらかじめ問題の頻出レベルが分かれている教材を利用して過去問演習をすることをおすすめします。効率の良い学習を行うには、教材選びが非常に重要です。

BizLearnの基本情報技術者試験対策「【科目A試験】徹底対策演習」コースは、550問以上の過去問が収録されており、各問題が3つのランクに分かれています。

Aランク問題……重要かつよく出る定番問題
Bランク問題……重要なテーマだが、出題頻度が高くない問題
Cランク問題……正答率を上げるためのプラスα問題

重要度別に過去問演習ができ、本番同様の模擬試験も受験できる講座となっていますので、ぜひチェックしてみてください。

ここでは、最も重要なAランク問題を5問解説します。


平成 24 年度 秋期出題

8 ビットの 2 進数11010000を右に 2 ビット算術シフトしたものを、00010100から減じた値はどれか。ここで、負の数は 2 の補数表現によるものとする。

選択肢:
A.00001000
B.00011111
C.00100000
D.11100000

正解と解説

正解は C です。

算術シフトでは、左端ビットの符号はシフトせず、右シフトでは、シフト後の空いたビットには符号と同じ値が入ります。
いま、8 ビットの 2 進数11010000を右に 2 ビット算術シフトすると11010000 → 11110100になります。
さらに 2 進数の減算は、2 の補数を加算することで行います。 2 進数11110100の 2 の補数は100000000 − 11110100 = 00001100であり、
これを 2 進数00010100に加算して、00100000となります。

平成 24 年度 春期出題

次の10進小数のうち、8 進数に変換したときに有限小数になるものはどれか。


選択肢:
A.0.3
B.0.4
C.0.5
D.0.8

正解と解説

正解は C です。

8 進数における有限小数とは、小数部を 8 倍して小数部が 0 になる数値です。
解答群をそれぞれ 8 進数に変換した場合に、小数部が 0 になるものは、0.5 × 8 4.0となり正解は C です。

平成 25 年度 春期出題

次の 2 分探索木から要素12を削除したとき、その位置に別の要素を移動するだけで 2 分探索木を再構成するには、削除された要素の位置にどの要素を移動すればよいか。

選択肢:
A.9
B.10
C.13
D.14

正解と解説

正解は C です。

木構造は出題頻度が高いテーマなので確実に理解しましょう。2 分探索木は「左の要素の値<ルートの値<右の要素の値」の規則に従って構成される木構造です。

要素が削除されると、左部分の木の最大の要素又は右部分の木の最小の要素が削除部分に移動します。問題で考えれば、左部分の木の最大の要素である11又は右部分の木の最小の要素である13が該当します。選択肢には13はありますが11はありません。よって正解は C です。 

平成 26 年度 春期問題

2分木の各ノードがもつ記号を出力する再帰的なプログラムProc(ノードn)は、次のように定義される。このプログラムを、図の2分木の根(最上位のノード)に適用したときの出力はどれか。
過去問画像

選択肢:
A.b−c*d+a
B.+a*−bcd
C.a+b−c*d
D.abc−d*+

正解と解説

正解は D です。

 定義にしたがって出力すると、次のようになります。
1)最上位のノード(+)に左の子があるので、aを呼び出します。 aには左の子も右の子もないので、aを出力します。
2)
+に右の子があるので、*を呼び出します。
*に左の子があるので、を呼び出します。
に左の子があるので、bを呼び出します。
bには左の子も右の子もないので、bを出力します。
3)−に右の子があるので、cを呼び出します。cには左の子も右の子もないので、cを出力します。

4)−を出力します。

5)*に右の子があるので、dを呼び出します。
dには左の子も右の子もないので、dを出力します。
6)*を出力します。

7)+を出力します。

平成 27 年度 春期出題

次の例に示すように、関数f (x) x 以下で最大の整数を表す。

f (1.0) = 1
f (0.9) = 0
f (-0.4) = -1

小数点以下1桁の小数 −0.9−0.8−0.10.00.80.9 から x を等確率で選ぶとき、f (x+0.5) の期待値(平均値)は幾らか。


選択肢:
A.−1/20
B.0
C.1/20
D.1/19

正解と解説

正解は D です。

選んだ小数 x1x2xn から得られる値を f (x+0.5) とし、その値をとる確率を p1p2pn とすれば、
期待値は f (x1+0.5)×p1f (x2+0.5)×p2…+f (xn+0.5)×pn となります。

設問文より、x を等確率で選び、小数は −0.9 から 0.9 までの計19種類とあるので、確率はすべて1/19になります。
f (x+0.5) から、得られる値は −0.4−0.3…00.10.2…1.4 です。−0.4から−0.1 4つの値は −1
0 から 0.9 までの値は 0
1.0から1.4までの5つの値は1なので、
−1×1/19−1×1/19−1×1/19−1×1/191×1/191×1/191×1/191×1/191×1/191/19 となります。

 


科目A試験の効率的かつ効果的な過去問の学習方法

過去問は情報処理推進機構(IPA)のホームページや、過去問をクイズ形式で提供しているwebサービスから入手できます。いざ過去問を解いてみようとすると、最初から最後まで順番に解いていく方が多いですが、そのやり方だと効率よく知識をつけることができません。科目A試験の合格点(本試験は600/1000点、科目A免除試験は36/60点)を取るには以下の方法がおすすめです。

1.用語問題を確実に解けるようにする

基本情報技術者試験の学習範囲は広いですが、確実に点を取れるのが用語問題です。用語を理解していれば解ける問題なので、まずは用語問題だけを集中的に解いていきましょう。

また、過去問ではなくテキスト教材等で用語理解の学習する際は、11つの用語を覚えるのではなく、関連する用語をまとめて理解すると、用語問題で正解を導き出しやすくなります。用語問題はほぼ暗記問題なので、まとまった時間で一気に勉強するよりも、毎日10分でも少しずつ勉強する方が効率的に知識の定着ができます。

2.自分が理解しやすいテーマの問題を確実に解けるようにする

誰にでも得意不得意はあります。理解が難しいテーマに時間をかけるよりも、自分が理解しやすいテーマの問題を確実に解けるようにすることに時間をかけましょう。

用語問題が解けるようになったら、過去問の模擬試験を解き、①確実に解ける問題 ②たぶん解ける問題 ③全然わからない問題 の3つに分けて、①がきちんとすべて正解しているかを確かめましょう。ここでもし間違った問題がある場合、徹底的に復習します。自分が合っていると思った問題を間違えているということは、誤った知識をつけている可能性があります。早めに解決しましょう。

何度か模擬試験を解き、試験本番までに①確実に解ける問題を30問以上にすることが目標です。①が30問に満たない場合は、②たぶん解ける問題を①確実に解ける問題になるように復習し、①を増やしていきます。6割の点数が取れれば合格できるので、③全然わからない問題は時間に余裕があれば復習するようにしましょう。①が30問以上になれば合格にかなり近くなっているはずです。

効率的な学習と過去問演習が基本情報技術者試験合格のカギ

基本情報技術者試験合格のために意識してほしいことは、「まんべんなく勉強するのではなく、定番問題や自分が理解しやすいテーマの問題を確実に正解できる知識を定着させる」ということです。ひたすら多くの過去問を解くのではなく、自分の知識レベルや得意不得意を理解したうえで、自分が解けるテーマの対策をしていきましょう。

また、過去問を解くことで時間配分や出題傾向を把握することができ、本番の試験でも焦らず問題に集中できます。定番問題が約半分出題される科目A試験は過去問での対策が一番効果的な学習方法です。この記事で紹介した学習方法でぜひ取り組んでみてください。

基本情報技術者試験は科目A試験、科目B試験ともに6割以上の点数を取れれば合格できる試験です。高得点を取る学習方法ではなく、自分の得意分野を伸ばして合格点をとる勉強方法で対策をしてみましょう。それができれば、いい結果に繋がるはずです。

BizLearnは基本情報技術者合格を目指す皆様を応援しています!

知っていますか?

合格が近づく科目A免除制度

あなたは科目A免除制度について、ご存じでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率は基本的に40%~50%の合格率で遷移しています。半分以上が落ちてしまうことから、難易度の高さが伺えるのではないでしょうか。そこで、少しでも合格率を高めるために活用したいのが「科目A免除制度」です。
基本情報技術者試験に合格する為には、知識を問う科目A試験、技能を問う科目B試験の2つの試験に合格する必要があります。科目A免除制度とは、IPAに認定されたeラーニング講座などを事前に受講し、科目A免除修了試験に合格すると、本試験の科目A試験が1年間免除されるという制度です。事前に科目A試験の免除の権利を手に入れておけば、科目B試験に集中することができるので、合格がぐっと近づくこと間違いなしです!

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