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【2024年度最新】ITパスポートの難易度は?学習方法についても詳しく解説

【2024年度最新】ITパスポートの難易度は?学習方法についても詳しく解説

年間応募者数25万人を超える人気の国家試験であるITパスポートですが、合格率は例年50%前後となっており、2人にひとりは不合格になってしまう試験です。
本ブログではITパスポートの受験を検討中の方に、ITパスポートの難易度や合格率、実際の問題を利用して学習のポイントを解説します。是非これからITパスポートの受講を考えている方はご確認ください。

ITパスポートってどんな試験?

【2023年度最新】ITパスポートの難易度は?学習方法についても詳しく解説

ITパスポートは、経済産業省が実施する情報処理技術者試験の4段階のレベルのうち、レベル1にあたる「国家試験」です。
ITパスポートはITに関する基礎的知識を証明する試験です。DX化が進む今、IT職でなくても一定のITスキルがある人材が求められています
試験の受験者数は近年増加傾向にあり、令和5年には年間応募者数が25万人を超える人気な試験です。

ITパスポートの合格率について

【2023年度最新】ITパスポートの難易度は?学習方法についても詳しく解説

令和5年度4月~10月までの合格率は、51.5%となっています。合格率は、社会人(54.8%)と学生(39.2%)と社会人と学生では若干の違いがありますが、基本的には2人に1人が合格できる試験と覚えておくとよいでしょう。

社会人の合格率が高い理由

ITパスポートというと、ITに関する知識だけが問われるかと思いますが、試験では、経営全般の知識が問われる問題も出題されます。社会人が一般常識で解ける問題も多くあるため、学生に比べて社会人の合格率が高くなっていることが想定されます。

社会人の職種別合格率

令和5年度4月~10月までの職種別合格率はIT系52.2%、非IT系55.4%と非IT系の合格率の方が高くなっています。
ITパスポートに合格するためには知識を持っているだけでなく、問題の意図を理解する力、問題の傾向を理解して解く力など、試験対策をしっかりとすることが重要です。

 

ITパスポートの合格基準と出題範囲

ITパスポートの出題分野はストラテジ、マネジメント、テクノロジの3分野に分かれます。合格するためには以下2つの条件をクリアすることが必要です。
【2023年度最新】ITパスポートの難易度は?学習方法についても詳しく解説


▼各分野の出題問題数は以下の通りです。
ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度

ITパスポートは、IRT方式という問題の難易度によって点数配分が変わる計算方式を採用しています。そのため、6割の問題数を正解したからといって確実に合格ができるわけではありません。模擬テストを受験する際には7割を超えるよう意識しましょう。

ITパスポートの難易度について

合格率は約50%となっているため、2人にひとりが合格できるのがITパスポート試験になります。
一見、難易度が高い試験に思えますが、試験で問われる内容はITの一般常識が多くなっています。ただ、出題範囲が経営、マーケティング、テクノロジとかなり広いので網羅的に学習をする必要があります。試験に合格するためには「一定の学習時間を確保する」「効率的な学習をする」ことが重要になります。

ITパスポートの学習のコツ

満点を取るための学習をしない

ITパスポートは1000点満点中600点以上で合格の試験です。令和5年10月の試験では、受験者19,333人に対して900点以上で合格をした方は73名ほどです。合格者の得点として1番多い層は、合格点ギリギリの600点~649点で3405人となっています。
ITパスポートでは一部、テクノロジの問題などで初学者にとっては理解が難しい内容も出題されます。
しっかりと得点を取るところ、諦めるところを決めることで、モチベーションを高く保ちながら効率的に学習を進めることができます。

学習スケジュールを作成する

ITパスポートの合格に必要な学習時間は、ITの知識がある方は100時間初学者の方は150~180時間の学習が必要と言われています。
一般的にITパスポート取得までに必要な期間としては3~4ヵ月となります。

まずは模擬テストなどを見て、自分の得意分野と苦手分野を理解したうえで学習を進めましょう。

出題分野別学習のポイント

ストラテジ系問題

ストラテジ系の問題では以下の内容が問われる問題が出題されます。

  • 企業活動(企業経営、財務、法務)
  • 経営戦略(経営戦略、技術戦略、ビジネスインダストリ)
  • システム戦略(情報システム、システム企画)
実際の問題
PC のオペレーティングシステムを構成するプログラムを知的財産として保護する法律はどれか。
A.意匠法
B.回路配置法
C.実用新案法
D.著作権法
正解と解説
正解はD。
意匠法とは、物品(物品の部分を含む)の形状、模様、色彩など、視覚を通じて美感を起こさせるものを保護する法律です(意匠法第2条)。 B. 回路配置法とは、半導体集積回路の回路配置に関する権利を守るための法律です。 C. 実用新案法とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち、物品の形状、構造また組合せに関する権利を守るための法律です。 D. 著作権法とは、文芸・学術・美術・音楽の著作物の著作者の権利を守る法律です。著作物の中にはソフトウェアも含みます。 よって、正解はD です。

 

学習のポイント

ストラテジ系の問題では上記のような用語問題も多く出題されます。
この問題の選択肢はすべて知的財産に関するものになります。用語問題はセットで暗記するようにしましょう。また、この問題の場合、各法律の特徴や違いを理解しながら学習することで、問題文が違う法律に関する内容でも迷わずに解答することができます。

マネジメント系問題

マネジメント系の問題では以下の内容が問われる問題が出題されます。

  • 開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント(サービスマネジメント・システム監査)

 

実際の問題
プロジェクトで発生するリスクの対応策は回避、軽減、受容、転嫁に分類できる。あるシステム開発プロジェクトにおいて、設計および開発工程をA杜に委託したい。A社は過去のシステム開発で納期遅延が発生したことがあるので、今回も納期が遅れる可能性が考えられる。納期遅れのリスクの軽減に該当する対応策はどれか。
A.A社に過去の納期遅延の原因分析とそれに基づく予防策を今回の開発計画に盛り込ませる。
B.A社への委託を取りやめる。
C.納期遅れ時には A社が遅延損害金を支払う契約を締結する。
D.納期遅れ時の対策費用をあらかじめプロジェクトに計上しておく。
正解と解説
正解は A 。
リスクの軽減とは、予防策などを講じてリスクの発生確率や損害額を少なくすることです。A社への委託を取りやめるのは、リスクの回避です。納期遅れ時にA社が遅延損害金を支払う契約は、リスクの転嫁です。納期遅れ時の対策費用をあらかじめプロジェクトに計上しておくのは、リスクの受容です。よって、正解は A です。
学習のポイント

ITパスポートでは、上記の問題のように文章を丁寧に読めば、一般常識の範囲内で回答できる問題も出題されます。
マネジメント系は丁寧に学習して、高得点を目指しましょう!

テクノロジ系問題

実際の問題

流れ図で示す処理を終了したとき、x の値はどれか。

 

正解と解説
正解は B 。
流れ図(フローチャート:flowchart)とは、アルゴリズムを図式で表わす方法の1つです。四角やひし形といった図形で処理の流れを記述します。流れ図記号は JIS で定められています。
流れ図を使った問題は、流れに沿って実際に計算してみるのが確実です。本問では次の順で処理が進みます。
(1) x ← 98 y← 42
(2) x=y の場合は処理を終了する。
(3) x(98)>y(42) なので x ← 98-42=56 とする。
(4) (2) の判定をする。
(5) x(56)> y(42) なので x ← 56-42=14 とする。
(6) (2) の判定をする。
(7) x(14)≦y(42) なので y ← 42-14=28 とする。
(8) (2) の判定をする。
(9) x(14)≦y(28) なので y ← 28-14=14 とする。
(10) (2) の判定をする。
(11) x(14) =y(14) なので 処理を終了する。
このとき、変数 x には 14 が格納されています。
したがって、正解は B です。

 

学習のポイント

テクノロジの問題では上記のようなフローチャートの問題が出題されます。このような問題が出た場合は、配布されるメモ用紙にXとYの変化を記載するための表を作成するようにしましょう。実際の表を書く時間なども事前に把握しておくとよいです。

ITパスポートブログ①

 

まとめ

ITパスポートはの難易度はその人の理解度や経験値によって変わりますが、初学者の方でも一定の学習時間を確保して学習すれば、合格できる試験になります。

ただ、テクノロジの問題では表計算の問題や疑似言語を使ったプログラミングの問題など、初学者には難易度の高い問題が出題されるのも事実です。
ITパスポートの合格に効率よく近づくためのポイントは以下の通りです。
①満点を取る学習ではなく、合格するための学習をする
②学習スケジュールを立てる。
③実際の問題をみながら学習のコツを掴んでいく

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