有意義な結果をもたらす会議を進行できるファシリテーターへ
実りある会議や話し合いを実現できていますか?
会議・打合せなど組織の話し合いは、全員が目的を共有し適切な手順を踏むことで、よりよい結論に至ることができます。
また、有意義な会議は個人や組織の力も成長させます。
会議の実施は重要な責務のひとつ。
しかし、「人前で話すのが好き」「盛り上げ役タイプ」といった個人の資質に依存していては限界があります。
会議の本質的な目的とは?
準備、進行、事後フォローはそれぞれどうあるべきか?
必要なのはそれを理解し、会議に反映できるファシリテーターです。
本コースは、会議の目的を踏まえた適切なファシリテーションを可能にする、基本的なスキルを学べるように設計されています。
- POINT 1ファシリテーターの基本的なスキルが身につく
会議の目的をふまえたうえで、適切なファシリテーションができるようになるために、会議の準備から事後のフォローまで、基本的なスキルを学習できます。ファシリテーターとしての心構えと基本的なスキルを身につけるために知っておきたい考え方や必須用語、新しい手法をカバーし、世界各地で実践されている新しい対話の手法や具体的な取り入れ方も解説。

- POINT 2インプットとアウトプットを繰り返す学習
コース内には、自分の考えをアウトプットするための記入箇所が多数準備されています。
これにより、職場で行われている日頃の会議の様子や自分の会議等へのかかわり方をふり返りながら、学習を進めていくことができます。
記入に使うシートは、 Word 版、PDF版をダウンロードしていただけます。インプットとアウトプットを繰り返しながら、実際の会議に反映する力をつけていきましょう。

説明を読み、図解やクイズで確認したら、自分と組織の今はどうか、いつもはどうしているかを考え、振り返る実習を行います。

前半と同様に、説明や図解、クイズで学ぶとともに、これからは具体的にどうしていくか、考えていく実習を行います。
学習する内容
■ イントロダクション 組織コミュニケーションを活性化するファシリテーションとは
職場におけるコミュニケーションの危険信号/ファシリテーションで何が変わるか/議事進行役とファシリテーターの違い/ファシリテーション6つの顔

■ 第1章 ファシリテーションの原則
一人ひとりの知識や経験を組織の資源にする/議論と対話を区別する/第三者としてコミュニケーションに関わる/コミュニケーションを競争力の源泉にする/ファシリテーターの基礎能力

■ 第2章 ファシリテーションの行動指針
人々の可能性に目を向ける-楽観思考と悲観思考/議論の目的と目標に応じたコンテンツをつくる/即興的に議論を取り扱う/創発の起きる関係性を育む/準備としてのファシリテーション

■ 第3章 ファシリテーションのスキル1
発言を引き出す/視点を広げる/視点を深める/少数意見を尊重する/率直に伝える

■ 第4章 ファシリテーションのスキル2
紙やホワイトボードで視覚化する/付せんを使って議論を整理する/目的や状況に合わせた座席配置/参加意欲を高めるための演出/効果的な事前準備と事後確認

■ 第5章 ファシリテーションのデザイン
議論のデザイン1/議論のデザイン2/対話のデザイン1/対話のデザイン2/議論×対話のデザイン

■ 第6章 組織の可能性を切り拓く対話の実践
ワールドカフェの基本/ワールドカフェの実践/OST (オープンスペース・テクノロジー)の基本/OST (オープンスペース・テクノロジー)の実践/AI (アプリシエイティブ・インクワイアリー)を活用する
