PMBOK®ガイドの膨大な情報をすっきり整理!
PMBOK®ガイドを体系的に身につける
本コースは最新のPMBOK®ガイド第7版に対応しています。第6版までは、プロジェクトを取り巻く環境に合わせて、順調に内容を充実させながら、版が重ねられてきました。
しかし第7版においては、これまでの路線と大きく異なる変更が行われました。「プロセスベースの知識体系」から、「原理・原則ベース」、「価値観主義の知識体系」に変わりました。本コースの学習を通して、PMBOK(R)ガイド第7版の概要を素早く理解いただけるコースになっています。

担任制チュータ
あなたの学習を二人三脚でサポートする専任のチュータが担任でつきます。
あなたとチュータだけが利用できるパーソナルな掲示板「チュータHotLine」を利用し個別指導を行います。何回でも質問ができ、原則24時間以内(非営業日除く)にチュータから返答が届きます。学習のはじめからおわりまで同じチュータが指導するため、個人の成績や伸び具合に応じた的確なアドバイスを行います。わからないことなど、受講期間中いつでもお気軽にご相談ください。
学習する内容
■ 第1章 プロジェクトマネジメント概要
この章では、プロジェクトやプロジェクトマネジメントの意味を考えながら、PMBOK(R)ガイドという文書のなりたちや位置づけについて学習します。
プロジェクトとプロジェクトマネジメント/PMBOK(R)ガイドの変遷/PMBOK(R)ガイド第6版から第7版へ/PMBOK(R)ガイド第7版/重要な用語と概念/アジャイル概要/スポンサー/プロジェクトマネジメント・オフィス(PMO)/プロダクト

■ 第2章 価値実現システム(A System for Value Delivery)
この章では、価値実現システムについて学習します。価値実現システムは第7版において新出の概念です。
価値実現システムとは /価値実現システム内の情報の流れ/組織のガバナンス・システム/プロジェクトに関連した職務(Functions)/価値実現システムを取り巻く内外環境/価値実現システムとプロダクトマネジメント

■ 第3章 チーム・パフォーマンス領域
この章では、12個のプロジェクトマネジメントの原理・原則(principles)について、学習します。
PMI倫理・職務規定とプロジェクトマネジメントの原理・原則/勤勉で、敬意を払い、面倒見の良いスチュワードであること/協働的(Collaborative)なプロジェクト・チーム環境を構築すること/ステークホルダーと効果的に関与する(engage)こと/価値に焦点を当てること/システムの相互作用(System Interactions)を認識・評価・対応すること/リーダーシップを行動で示す(Demonstrate)こと/状況に基づいてテーラリングすること/プロセスと成果物に品質を組み込むこと/複雑さに対処する(Navigate Complexity)こと/リスク対応を最適化すること/適応力と回復力を持つ(Embrace Adaptability and Resiliency)こと/変革(Changes)を可能にし、思い描いた将来の状態を達成すること
■ 第4章 テーラリング
この章では、テーラリングについて学習します。テーラリングは、これまでの PMBOK(R) ガイドにおいても、扱ってありましたが、第7版においては、章を設けられており、一層、重要視されています。
テーラリング概要/テーラリング・プロセス/パフォーマンス領域のテーラリング
■ 第5章 プロジェクト・パフォーマンス領域
この章では、プロジェクト・パフォーマンス領域について学習します。
プロジェクト・パフォーマンス領域とは、プロジェクトの成果(outcomes)を効果的に提供(delivery)するために不可欠な活動です。パフォーマンス領域ごとに、活動の内容を理解します。
ステークホルダー・パフォーマンス領域/チーム・パフォーマンス領域/開発アプローチとライフサイクル・パフォーマンス領域/計画パフォーマンス領域/プロジェクト作業パフォーマンス領域/デリバリー・パフォーマンス領域/測定パフォーマンス領域/不確かさパフォーマンス領域

■ 第6章 モデル
この章から8章にかけて、プロジェクトマネジメントで、よく使用されるモデル、方法、作成物について学習します。この章においては、モデルについて学習します。
モデルとパフォーマンス領域のマッピング/状況対応型リーダーシップ・モデル/コミュニケーション・モデル/動機付けモデル/チェンジ・モデル/複雑さのモデル/プロジェクト・チームの育成モデル/その他のモデル
■ 第7章 方法
この章では、モデル、方法、作成物のうち、方法について学習します。 方法とは、成果、アウトプット、所産等の成果物を得るための手段です。
方法とパフォーマンス領域のマッピング/データ収集・分析方法/見積り方法/会議とイベントの方法/その他の方法
■ 第8章 作成物
この章では、測定パフォーマンス領域でどのような活動を行うのかを学習します。
測定パフォーマンス領域では、デリバリー・パフォーマンス領域で行われた作業が、計画パフォーマンス領域で特定したメトリックスをどの程度満たしたかを評価します。
プロジェクト作業の監視・コントロール/効果的な尺度の確立/スコープの妥当性確認/スケジュールのコントロール/コストのコントロール/情報の表示