基本情報技術者試験 科目A免除試験(旧:午前免除試験)おすすめの学習方法について
2023年6月11日、基本情報技術者試験が新制度となってからはじめての科目A免除試験が開催されました。
本記事では、科目A免除試験がどのように変わったのか、出題範囲、おすすめの学習方法、当日の試験の取り組み方まで、徹底解説します!
1.科目A免除試験とは?
基本情報技術者試験の合格率は20%~30%で遷移しています。決して高いとは言えないこの合格率。基本情報技術者試験に合格する為には、知識を問う科目A試験、技能を問う科目B試験の2つの試験に合格する必要があります。 科目A免除制度とは、基本情報技術者試験の合格率を上げるべく実施されている制度で、科目A免除修了試験に合格すると、本試験の科目A試験が1年間免除されるという制度です。
科目A免除試験についての詳細はこちら
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2.新制度科目A免除試験 旧制度との違い
午前免除 | 科目A免除 | |
---|---|---|
試験日程 | 6月・7月 12月・1月 |
6月・7月 12月・1月 |
試験時間 | 150分 | 90分 |
出題数 | 80問 | 60問 |
合格点 | 48点 | 36点 |
科目A試験免除回数 | 2回 | 無制限 |
試験日程に変更はなく、例年通り年2期(6月・7月/12月・1月)に開催されます。 また、科目B試験は出題形式に大きな変更がありましたが、科目A試験・科目A免除試験の出題範囲の変更はありません。
大きく変更があったのは試験時間・出題数になります。試験時間の短縮に伴い、出題問題の数も少なくなりました。しかし午前免除試験と比べて1問にかけられる時間は、約 1.9 分から1.5分に短縮されました。 ただ、6月に行われた試験では受験者の方は十分に時間があった様子でしたのであまり心配をする必要はないようです。
基本情報技術者試験が通年受験になったことで、科目A免除試験に合格をした際、免除期間1年間の中で、何度でも科目A試験なしで本試験を受験することが可能になりました。
大きく変更があったのは試験時間・出題数になります。試験時間の短縮に伴い、出題問題の数も少なくなりました。しかし午前免除試験と比べて1問にかけられる時間は、約 1.9 分から1.5分に短縮されました。 ただ、6月に行われた試験では受験者の方は十分に時間があった様子でしたのであまり心配をする必要はないようです。
基本情報技術者試験が通年受験になったことで、科目A免除試験に合格をした際、免除期間1年間の中で、何度でも科目A試験なしで本試験を受験することが可能になりました。
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IPAより2022年12月26日にリテイクポリシーが発表されました。基本情報技術者試験に不合格になった場合、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降を、受験日として指定可能になります。 また、再申込みは申込済の試験の終了時刻を過ぎたら再申込みが可能になります。
IPAより2022年12月26日にリテイクポリシーが発表されました。基本情報技術者試験に不合格になった場合、前回の受験日の翌日から起算して30日を超えた日以降を、受験日として指定可能になります。 また、再申込みは申込済の試験の終了時刻を過ぎたら再申込みが可能になります。
3.2023年6月11日実施 科目A免除試験問題・解答
新制度になってはじめての科目A修了試験。実際に出題された問題と解答は以下、IPAのサイトから見ることができます。
問題 解答
問題 解答
4.科目A免除試験の出題カテゴリと各カテゴリの出題数
科目A免除試験の出題カテゴリは、テクノロジ・マネジメント・ストラテジ3分野に分けられます。6月試験の各カテゴリの出題数は以下の通りです。
テクノロジ:40 問
マネジメント:5 問
ストラテジ:15 問
テクノロジ系の問題が半数以上を占めていました。
午前免除試験は過去問からの出題が多いと言われていましたが、その傾向は科目A免除試験でも変わらず、今回の6月の試験でも過去問からの出題が6割ほどでした。
テクノロジ:40 問
マネジメント:5 問
ストラテジ:15 問
テクノロジ系の問題が半数以上を占めていました。
午前免除試験は過去問からの出題が多いと言われていましたが、その傾向は科目A免除試験でも変わらず、今回の6月の試験でも過去問からの出題が6割ほどでした。
5.科目A免除試験に向けての学習方法
科目A免除試験は採点方法がIRT方式の科目A試験とは違い、1問1点で採点がされます。合格するのに正解しなければならない問題数は36問(60%)です。
出題配分は難易度の高いテクノロジが67%を占めていますが、6割で合格できるということを意識して学習をしましょう。
例えば、マネジメント:4問 ストレテジ:12問を獲得できれば、テクノロジの問題は半分の20問(合計:36点)を正解することができれば合格できるのです。 マネジメントやストラテジは暗記問題や計算方法を暗記すれば解ける問題も多いので満点に近い点数を目指し、テクノロジについては確実に回答できる問題を増やしていきましょう。
出題配分は難易度の高いテクノロジが67%を占めていますが、6割で合格できるということを意識して学習をしましょう。
例えば、マネジメント:4問 ストレテジ:12問を獲得できれば、テクノロジの問題は半分の20問(合計:36点)を正解することができれば合格できるのです。 マネジメントやストラテジは暗記問題や計算方法を暗記すれば解ける問題も多いので満点に近い点数を目指し、テクノロジについては確実に回答できる問題を増やしていきましょう。
6.科目A免除試験当日の試験の解き方
科目A免除試験は科目A試験と違い、紙での試験になります。試験用紙に書き込みをすることができます。試験は4択問題です。
試験用紙には、ご自身が答えた解答と見直しの必要があるかをメモしましょう。
例)
・自信がある問題(見直しの必要なし)=〇
・時間があれば見直したい問題(計算問題等)=△
・まったく分からない問題=×
科目A免除試験では一定数(約5問)応用技術試験レベルの問題が出題されます。これらの問題に時間をかけるよりも確実に解答できる問題を先に取り組みましょう。
科目A免除試験では、テクノロジ→マネジメント→ストラテジの順で問題が出題されます。 おすすめの試験の解き方は以下の通りです。
テストが開始されたら、まずマネジメント・ストラテジの問題に取り組みましょう。 マネジメント・ストラテジの問題はなるべく後で振り返らなくても大丈夫なように丁寧に解答しましょう。一通り、マネジメント・ストラテジの解答が終わったらテクノロジ問題に取り組みましょう。
テクノロジの問題はまず問題文を読み、自分が解ける問題か解けない問題かを判断しましょう。自分が解けない問題な場合は一旦考えるのをやめ、次の問題に移りましょう。 自分の解ける問題がすべて完了したら、スキップした問題の中で時間をかければ解けそうな問題に集中をして取り組むようにしましょう。
学習方法でも説明をしたように、試験で満点を取る必要はありません。なので、分からない問題があった際は時間をかけずに諦めることが重要になってきます。
上記説明をした試験の取り組み方はあくまでも一例となりますので、学習を進める際に模擬試験などを活用し、ご自身に合った試験の取り組み方を見つけていきましょう。
試験用紙には、ご自身が答えた解答と見直しの必要があるかをメモしましょう。
例)
・自信がある問題(見直しの必要なし)=〇
・時間があれば見直したい問題(計算問題等)=△
・まったく分からない問題=×
科目A免除試験では一定数(約5問)応用技術試験レベルの問題が出題されます。これらの問題に時間をかけるよりも確実に解答できる問題を先に取り組みましょう。
科目A免除試験では、テクノロジ→マネジメント→ストラテジの順で問題が出題されます。 おすすめの試験の解き方は以下の通りです。
テストが開始されたら、まずマネジメント・ストラテジの問題に取り組みましょう。 マネジメント・ストラテジの問題はなるべく後で振り返らなくても大丈夫なように丁寧に解答しましょう。一通り、マネジメント・ストラテジの解答が終わったらテクノロジ問題に取り組みましょう。
テクノロジの問題はまず問題文を読み、自分が解ける問題か解けない問題かを判断しましょう。自分が解けない問題な場合は一旦考えるのをやめ、次の問題に移りましょう。 自分の解ける問題がすべて完了したら、スキップした問題の中で時間をかければ解けそうな問題に集中をして取り組むようにしましょう。
学習方法でも説明をしたように、試験で満点を取る必要はありません。なので、分からない問題があった際は時間をかけずに諦めることが重要になってきます。
上記説明をした試験の取り組み方はあくまでも一例となりますので、学習を進める際に模擬試験などを活用し、ご自身に合った試験の取り組み方を見つけていきましょう。
7.まとめ・おすすめの学習法
当社が提供する「科目A免除試験付き 基本情報技術者試験対策講座」は科目A免除試験が受験できるだけでなく、学習にも適した講座となっております。
当社の講座はオンライン完結講座となっており、学習データを活用して効率的に学習を進めことができます。講座内に入っている科目A問題コースでは、実際の試験時間・問題数で模擬試験を受けることができます。
当社の講座はオンライン完結講座となっており、学習データを活用して効率的に学習を進めことができます。講座内に入っている科目A問題コースでは、実際の試験時間・問題数で模擬試験を受けることができます。
また、模擬試験後にレーダチャートが表示され、自身の苦手分野を確認することができうます。他にも頻繁に間違えた問題を見返す「弱点チェック機能」など、苦手分野をなくし合格に導く機能が多く備わっています。
是非当社の講座を活用して基本情報技術者試験に合格しましょう!
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