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2020.09.16
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基本情報技術者試験の難易度は?|合格率や効率よく学ぶ方法など紹介します

基本情報技術者試験の難易度は?|合格率や効率よく学ぶ方法など紹介します
BizLearnではeラーニング「基本情報技術者試験 合格総合対策コース」を提供しています。
日本の国家資格の一つである情報処理技術者試験。その中でも、IT人材に必要とされる情報処理の基本的な知識・機能・活用能力を試されるのが基本情報技術者試験です。令和元年度秋期の試験では受験者数6万人を超え、とても人気のある資格試験です。本記事では基本情報技術者試験の難易度について記載しています。 IT系の人気国家資格である基本情報技術者試験の難易度はそれなりには高いものです。しかしながら、高すぎるということはなく、きちんと時間をかけて勉強することで合格できる試験です。 基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門ともいえる資格で、その難易度から自身がITスキルをある程度以上保有していることを示せる資格といえます。また、ビジネスにおいても、基本情報技術者の資格を持っていることで、自身の能力を証明する裏付けになってくれます。 本記事では、基本情報技術者試験の難易度、合格率、資格の概要、効率の良い勉強方法などについて紹介いたします。受験への準備を効率的に進める助けとなれば幸いです。
目次

1.基本情報技術者試験とは

まず、基本情報技術者試験について、どのような試験でどのような資格を得られるのか、再確認しておきましょう。以下、詳細を説明していきます。

1.1.国家資格である

基本情報技術者試験を合格することで得られる資格は、日本の国家資格の一つです。IT技術者としての基礎的なスキルを持つことを示す資格といえます。

1.2.ITエンジニア、プログラマ向けの入門的な資格

基本情報技術者はITエンジニア、プログラマ向けの入門的な資格です。入門的といっても、実務レベルの入り口というレベル感をイメージしていただくとよいかもしれません。また、その試験範囲はソフトウェアだけでなくハードウェア、ネットワーク、データベース、ITにおけるマネジメント、ビジネスにおけるシステム戦略など幅広く、専門的な資格というよりは総合的な資格としての面が強いです。また、ITを利用する立場や情報セキュリティ担当者向けの試験は別途にあり、技術者、エンジニア、プログラマといった専門的な業種向けの資格となっています。

1.2.1試験の特徴(受験者の状況)

基本情報技術者試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)という団体が試験を運営しています。試験は春と秋の年2回開催されます。合計で年間約5万人が受験しているとてもとても人気のある資格、試験です。 IPAにより受験者に関する統計情報は公開されています。受験者の3割は学生で、残りの7割が社会人です。社会人のうち、約半数はITエンジニアやプログラマといったIT関連の業務についています。企業によっては、ITエンジニア職の8~10割の資格取得率を目指している企業や、資格の取得が昇進の条件となっている企業もあるようです。 合格者の平均年齢は例年25歳前後で、大学を卒業して、企業への就職前後での受験、資格取得が多いという背景が浮かび上がってきます。IT関連の企業への就職に利用する場合やスキル習得のために企業の研修にも取り入れられているようです。

2.基本情報技術者試験の難易度

「難しい」といわれる基本情報技術者試験の難易度ですが、実際にはどのようなものなのでしょうか。以下、詳細に言及していきます。

2.1.合格率は20~30%

IPAの公開している情報によると、受験者の合格率は例年20~30%の間です。毎回、試験問題が同じではないため、多少のばらつきはあるものの、合格率が高過ぎず、低すぎないように調整されているといわれています。

2.2.難易度が高いと言われる理由

他の国家資格の各種試験と比べても、20~30%という合格率は低めです。これが、基本情報技術者試験の難易度が高いといわれている原因となっているのでしょう。
また、他の団体により運営される情報系の資格試験と比較しても難易度が高くあります。
主催 資格(比較対象) 基本情報技術者試験との難易度比較
独立行政法人 情報処理推進機構 ITパスポート

基本情報技術者の方が、難易度が高い

情報セキュリティマネジメント

基本情報技術者の方が、難易度が高い

応用情報技術者試験

応用情報技術者の方が、難易度が高い

表

2.3.比較される主な情報系の資格の内容

基本情報技術者試験の難易度を他の情報系の資格と比較してみましたが、実際にその資格は対象者が微妙に違うところがあります。以下、その内容を記載します。

2.3.1.応用情報技術者とは

ソフトウェア開発のエキスパート向けの試験で、基本情報技術者試験の上位にあたる試験です。そのため、ソフトウェア開発に関するさらなる深い知識が求められ、基本情報技術者試験よりも高難易度となっています。

2.3.2.ITパスポート試験とは

ITパスポート試験はITを利用する社会人およびこれから社会人になる人向けの資格です。ITに関する基礎知識が問われます。基本情報技術者試験との大きな違いは、受験者はソフトウェア開発者ではなく、IT技術の利用者が想定されている点です。このため、基本情報技術者試験の方が、難易度が高くなっています。

2.3.3.情報セキュリティマネジメントとは

情報セキュリティマネジメントは、こちらもITを利用する側の人向けの資格です。ITパスポートとの違いは、ITシステムの利用部門でセキュリティリーダとして情報セキュリティに関する諸規定を理解し、ITシステムの安全な利用を推進する管理者的な立場の人を受験対象としていることです。やはり、ソフトウェア開発者、ITエンジニア向けの基本情報技術者試験の方が、難易度が高いということになります。

3.基本情報技術者の資格取得のメリット

人気の資格である基本情報技術者ですが、その資格取得にはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下、そのメリットを説明していきます。

3.1.ITに関する基礎知識や技術を学ぶことができる

基本情報技術者はITエンジニア向けの資格です。この基本情報技術者試験に合格するレベルまで勉強することは、IT技術者として働くための基礎知識や技術を体系的に学ぶ大変良い機会です。その広い試験範囲を学ぶことで、情報技術の全体像を眺めることができるでしょう。
また、基本情報技術者試験に合格していれば、IT技術者として最低限のスキルは持っていると判断できます。IT関連の仕事に就く場合には、入社前に基本情報技術者試験を取得していれば、入社後の業務が円滑になり即戦力人材としての期待もかかってきます。基本情報技術者の資格を持たずにIT関連企業に入った場合は、企業としては新人研修、新人教育の資格取得目標として扱われる資格といえます。
さらに、ビジネススキルの取得という観点でも有用な資格です。経営やマネジメントに関する知識も学べるので、他部署とのつながりなど含め、すでにIT関連の仕事をしている人にとっても、体系的に基礎的な情報技術を学びなおす意義のある資格となっています。IT関連の業務に従事し、本資格未取得の場合には、受験して損のないお勧めできる資格となっています。

3.2.企業によっては資格手当が出ることもある

これは企業にもよりますが、特にIT関連企業では、情報系の資格保持に対して手当てが出ることもあります。企業によってまちまちなのですが、試験合格時に手当てが出る場合と毎月の給料に加えて手当てが出る場合、また昇進、昇級の条件となっている場合もあるようです。IT関連企業にお勤めの場合は、自社にもそういった仕組みがあるか、ぜひ一度調べてみてください。

3.3.就職や転職にも活かしやすい

これからITエンジニアになる、という場合には、基本情報技術者の資格はITスキルの保証となる資格です。企業によって見方は違いますが、客観的にある程度のレベルが保証されるため、就職や転職にプラスに働きます。
また、ITエンジニアにとってはスキルアップや収入アップ、キャリアのために転職を行うことは割と一般的です。さらに、労働人口の減少と業務へのIT導入の加速が影響し、IT技術者の求人が増え続けており、ITエンジニアの転職市場の活況に拍車をかけています。この転職においても、基本情報技術者は客観的に保持者のスキルを保証してくれる資格となるため、保持していて不利になることはあり得ません。

4.基本情報技術者試験に必要な勉強時間

それでは、この難易度の高い基本情報技術者試験に合格するための勉強はどれぐらい必要になるのでしょう。これは、試験についての勉強を行う前に、どれぐらいITに関する知識、経験がこれまでにあったかによっても変わってきます。以下、具体的な時間を見てみましょう。※詳細には個人ごと必要な学習時間は異なるため、あくまで目安としてお考え下さい。

4.1.これまでに情報系の知識がない

初学者が基本情報技術者試験に合格しようと勉強する場合、約200時間の勉強が必要になるといわれています。情報系の知識を幅広く要求されるため、しっかりと時間をかけて学習する必要が発生します。一部の問題を除き「基本」が問われる試験のため、覚えなくてはならないことの量が多いイメージです。

4.2.これまでに情報系の知識がある

情報系の企業で働いている場合や、情報系の学校で学んでいる学生の場合は合格までに約50時間の勉強が必要といわれています。この勉強時間は知識の量によっても変わってくるため、あくまで目安です。重要な項目、例えばデータ構造及びアルゴリズムなどは重点的に学習する必要があります。

4.3.合格までの勉強を効率化して、短い勉強時間で合格を目指すには

効率的に勉強を行い、勉強時間を少なくしたい場合には、eラーニングを利用した学習がオススメです。BizLearnのeラーニングの勉強時間の目安は125~135時間です。初学者でも効率よく、すき間時間を利用して勉強することができます。詳しくは、以下の記事をご参照ください。
未経験から挑む基本情報技術者試験。必要な勉強時間はどれくらい?

5.基本情報技術者試験の試験概要

本章では基本情報技術者試験の受験について、資格や試験範囲などの詳細を記載します。また、2020年試験より一部制度が変わっていますので、過去に受験したことがある人は要注意です。

5.1.受験資格はなし

基本情報技術者試験の受験にあたり、特に資格や年齢制限などの条件はありません。

5.2.試験の方式

基本情報技術者試験は午前と午後に試験が分かれており、解答方式などに違いがあります。

5.2.1.午前試験は、四肢択一のマークシート方式

午前の試験は、四つの選択肢より正しい解答を一つ選ぶ形式です。試験の時間は09:30~12:00の150分間。出題数は80問です。

5.2.2.午後試験は、多肢選択式

午後の試験は、長文の問題を11問から5問選択して解答します。試験時間は13:00~15:30の150分間。問題の出題数および選択数が2020年の試験より変更されましたが、問題のボリュームなどで調整が行われ、全体の試験量は変わっていません。

5.3.合格点は午前試験、午後試験ともに6割

午前試験、午後試験ともに合格点は6割、100点満点中の60点以上です。両方に合格する必要があります。

5.4.試験の出題範囲

基本情報技術者試験の特徴の一つとして、その広大な試験範囲があります。以下、説明していきますが、詳細についてはIPAのサイトにてご確認ください。
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱・シラバス

5.4.1.午前試験

午前試験では以下のカテゴリについて出題されます。
・テクノロジ系(50問前後)
・マネジメント系(10問前後)
・ストラテジ系(20問前後)

5.4.2.午後試験

午後試験の試験範囲と出題数は下記のようになっています。
問題 分野 出題数 選択 問題 選択数 注意事項
1 情報セキュリティ 1 問 必須 1 全員共通
2 ~ 4 ソフトウェア・ハードウェア 3 問 選択 2 テクノロジ系の範囲
データベース
ネットワーク
ソフトウェア設計
5 プロジェクトマネジメント 1 問 マネジメント系、ストラテジ系の範囲
サービスマネジメント
システム戦略
経営戦略・企業と法務
6 データ構造及びアルゴリズム 1 問 必須 1 全員共通。配点は高い。
7 ~ 11 ソフトウェア開発 C,Java,Python,アセンブラ言語,表計算ソフト 5 問 選択 1 プログラミング言語を一つ選択して解答。配点は高い。
表

5.5.基本情報技術者試験には、午前試験免除制度がある

基本情報技術者試験の受験に際し、午前試験を事前に受験しておける大変有利な制度があります。それが、午前試験免除制度です。IPAに認定されたeラーニングを受講し、事前に午前免除試験を受験して合格しておくことで、基本情報技術者試験の当日は午後試験のみを受験すればよくなるという制度です。BizLearnは午前免除制度に対応したeラーニングです。

6.基本情報技術者試験の勉強方法

ここまで、基本情報技術者試験の概要と試験範囲などについて記載してきました。それなりの難易度をもつ試験であることが伝わったかと思います。必勝法や一夜漬けで簡単に合格する方法はなく、地道な勉強によってしか合格にはたどり着けません。しかしながら、200時間の勉強時間を取ろうと思うとなかなか大変です。一日2時間の勉強で3カ月以上かかってしまう計算になります。この難易度からくる膨大な勉強時間を少しでも解消できる方法はあるのでしょうか。

6.1.効率よく勉強することが重要

基本情報技術者試験のための勉強方法として考える必要があるのは、当たり前のことかもしれませんが、効率よく勉強をすることです。どのようにすれば効率的に勉強できるのかを、以下に記載していきます。

6.1.1.継続的に勉強するためのスケジュールをたてる

まずは試験範囲全体を把握し、全体のボリュームを計り、継続的に勉強するためのスケジュールを立てて挑むことです。一日にどれくらいの時間を勉強に割り当て、どのようなペースで学習をしていくのか。テキストや過去問題を読む時間と、過去問題や予想問題を解く時間の配分をどのようにするのか。午後の選択問題ではどのプログラミング言語を選択するのか。
全体量から考えて短いスパンでは勉強しきれる量ではないため、勉強を継続的に行える予定を立てること、そして強い意志を持って長い期間それを消化していくことが必要となります。特に社会人では、仕事との両立を図りながら勉強しなくてはなりません。きちんとスケジュールをたてて、スケジュールに基づいて勉強していかなければ、試験に挑むのも難しくなってきます。

6.1.2.わかりやすいテキストを使って勉強する

基本情報技術者試験については多くのテキストや資料、過去問題集があります。長い期間付き合う教材となりますので、わかりやすく自分に合った教材を選ぶことも重要です。

6.1.3.過去問を繰り返し解く

基本情報技術者試験の午前試験においては、過去問題と同様の問題やその改変の問題が多く出題される傾向があります。過去問題を繰り返し解いて理解度を深め、解答スピードを高めることが、有効な対策となります。 また、午後試験についても過去問題を解くことで、基礎レベルの午前問題の知識から応用が可能な能力を付けていくことができます。解答だけでなく、解説もしっかりチェックしてスキルを高めましょう。 過去問題そのものはIPAのサイトにて閲覧することが可能です。
情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評)

6.1.4.eラーニングを利用し効果・効率重視で習得する

ここまでにあげてきた勉強の効率化をサポートし、勉強の効果・効率を高める方法としてオススメなのがeラーニングを利用した学習です。eラーニングでは、一般的に勉強範囲の全体量や進捗の把握を、Webシステムを利用して確認できるため、スケジュールの調整がしやすいです。
忙しい学生や社会人にとっては、時間や場所の制約なく学習することができる点もメリットとなっています。さらに、収録された問題を繰り返し解くことでスキルアップを図れます。
また、一部のeラーニングはIPAの認定を受けており、受講することで午前免除制度を活用することができます。文系の方や初学者をはじめとして、基本情報技術者試験を受ける全ての方にオススメできるのが、午前免除制度です。IPAに認定されたeラーニングを受講し、予め午前免除修了試験に合格しておくことで、試験当日までの数か月、午後試験対策のみに時間を充てることができ、効率の良い学習を可能とします。

7.まとめ

基本情報技術者試験は難易度が高めであるといわれることの多い試験です。広大な試験範囲と他の情報系試験よりも合格率が低いことなどがその原因となっています。しかしながら、ITエンジニアを目指す人にとっては取得するメリットも多く、またITエンジニアになった後は取得が必須となることも多い試験です。
地道に勉強することが必要となりますが、効率的に学習を行う工夫をすることで、勉強時間を減らすことが可能です。効率的な学習の方法として、eラーニングを利用する方法があり、多くの面からお勧めできるものです。 基本情報技術者試験の午前免除制度を利用する場合は、制度に対応しているeラーニングを受講し、修了することが必須条件となります。eラーニングでの学習は、効率的な学習が可能であること、場所と時間の制約がなく勉強できること、自身の弱点分野を把握して対策がうてること等、他の学習方法と比べても大きなメリットがあります。
当社のeラーニング「基本情報技術者試験 合格総合対策コース」には、効率的な学習をするための様々なサポートがあります。蓄積されていく個人ごとの練習問題の正誤結果により、間違いの多い分野の分析が容易になるため、自身の弱点に特化して対策を行えます。また、チュータ担任制度もあり、チュータが質問に回答してくれる仕組みとなっているため、難しい問題でつまってしまっても質問することでスムーズに解決をすることができます。また合格ナビゲーション付きのコースでは、どのようなペースで勉強していけばよいのか、モデルケースを示し、継続的なスケジュールに沿った勉強のサポートもしてくれます。もちろん、午前免除制度にも対応しています。
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