例題と解説あり【基本情報技術者試験】アルゴリズム問題の勉強方法・解き方を徹底解説!
日本の国家資格の一つである情報処理技術者試験。その中でも、IT人材に必要とされる情報処理の基本的な知識・機能・活用能力を試されるのが基本情報技術者試験です。令和4年度春期の試験では受験者数5万人を超え、とても人気のある資格試験です。
アルゴリズムとは、問題を解決するための方法や手順を一般化したものです。プログラミングにおいては、このアルゴリズムを用いてコンピュータに処理方法を指示することになるため、プログラム作成の基礎となるものです。 基本情報技術者試験の試験B(旧午後試験)において、プログラミングとアルゴリズムを扱う問題「プログラミング全般」「データ構造及びアルゴリズム」の分野は試験B(旧午後試験)の8割を占める問題です。合格するためには、とても重要な問題なのですが、苦手とする人が非常に多いという話も耳にします。
本記事ではアルゴリズムとプログラミングの勉強方法や問題を解く際のポイントについて丁寧に解説していきます。受験者にとって役に立つことができれば幸いです。
1.基本情報試験のアルゴリズムとプログラミング問題の種類
・プログラムの基本要素
・データ構造及びアルゴリズム
・プログラミングの諸分野への適用
以下、解説していきます。
知っていますか?
合格が近づく科目A免除制度
あなたは科目A免除制度について、ご存じでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率は基本的に20%~30%の合格率で遷移しています。半分以上が落ちてしまうことから、難易度の高さが伺えるのではないでしょうか。そこで、少しでも合格率を高めるために活用したいのが「科目A免除制度」です。
基本情報技術者試験に合格する為には、知識を問う科目A試験、技能を問う科目B試験の2つの試験に合格する必要があります。科目A免除制度とは、IPAに認定されたeラーニング講座などを事前に受講し、科目A免除修了試験に合格すると、本試験の科目A試験が1年間免除されるという制度です。事前に科目A試験の免除の権利を手に入れておけば、科目B試験に集中することができるので、合格がぐっと近づくこと間違いなしです!
1.1.プログラムの基本要素
プログラムを穴埋めして完成させる問題は、基礎的な構文の理解があれば、簡単に解くことができるでしょう。しかしながら、うっかりミスが発生しやすいという特性もあります。うっかりミスで合格が遠ざかることがないよう、慎重に答えるようにしましょう。
1.2.データ構造及びアルゴリズム
1.3.プログラミングの諸分野への適用
1.4.プログラムの基本要素のサンプル問題
BizLearnのeラーニングより
次のプログラム中の に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。
ある施設の入場料は、0 歳から 3 歳までは 100 円、4 歳から 9 歳までは 300 円、10 歳以上は 500 円である。関数 fee は、年齢を表す 0 以上の整数を引数として受け取り、入場料を返す。
〔プログラム〕
○整数型: fee(整数型: age)
整数型: ret
if (age が 3 以下)
ret ← 100
elseif ( )
ret ← 300
else
ret ← 500
endif
return ret
▼解答群ア (age が 4 以上) and (age が 9 より小さい)
イ (age が 4 と等しい) or (age が 9 と等しい)
ウ (age が 4 より大きい) and (age が 9 以下)
エ age が 4 以上
オ age が 4 より大きい
カ age が 9 以下
キ age が 9 より小さい
- 正解と解説
-
Q1. 正解 カ
if 文と else 文による条件判定の問題です。「○整数型: fee(整数型: age)」より、fee は 年齢 age を引数とする関数です。関数内で計算した結果は、「return ret」によって入場料 ret を返しています。 問題文の条件をプログラムに対応させると、変数 ret に100、300、500を代入していることから、プログラムと条件は以下のように対応することがわかります。
ここで注意するのは、「から」「まで」「より大きい」「より小さい」という語の解釈です。
数学の不等式では、以下のように表します。等号のつき方に注目してください。x は4から9まで 4≦ x ≦9 x は4以上 x ≧ 4 x は4より大きい x > 4 x は9以下 x ≦ 9 x は9より小さい x < 9
したがって、正解は「カ」です。
このようにBizLearnのeラーニングは丁寧な解説付きで、基本情報技術者試験に向けての勉強をサポートしてくれます。
知っていますか?
合格が近づく科目A免除制度
あなたは科目A免除制度について、ご存じでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率は基本的に20%~30%の合格率で遷移しています。半分以上が落ちてしまうことから、難易度の高さが伺えるのではないでしょうか。そこで、少しでも合格率を高めるために活用したいのが「科目A免除制度」です。
基本情報技術者試験に合格する為には、知識を問う科目A試験、技能を問う科目B試験の2つの試験に合格する必要があります。科目A免除制度とは、IPAに認定されたeラーニング講座などを事前に受講し、科目A免除修了試験に合格すると、本試験の科目A試験が1年間免除されるという制度です。事前に科目A試験の免除の権利を手に入れておけば、科目B試験に集中することができるので、合格がぐっと近づくこと間違いなしです!
2.基本情報試験のアルゴリズムとプログラミング問題の勉強方法
2.1.基本的なアルゴリズムとデータ構造を記憶する
代表的なアルゴリズム
- 再帰
- 木構造
- 文字列処理
- 整列
代表的なデータ構造
- 配列
- 連結リスト
- キュー
- スタック
2.2.疑似言語の読み方を事前に覚えておく
例えば、加算を意味する演算子は「+」の記号で表現されるといったルールは基本的に同様ですので、事前に覚えておく事項となります。
2.3.制限時間を設けて過去問を解く
3.基本情報試験のアルゴリズムとデータ構造の問題を解く際のポイント
※2023年4月以前の問題を参考に記載していますが、基本的な考え方には変更がないと考えています。
3.1.設問と選択肢をすぐに見る
3.2.プログラムの説明に具体例が示されている場合、想定して読む
3.3.プログラムを読む際はプログラムの説明と関連づけて読む
3.4.理解しやすい変数から読み取る
3.5.問題を解きながらメモを取る
3.6.配列の要素番号と内容に注意する
4.まとめ
基本情報技術者試験のB試験(旧午後試験)のアルゴリズムとプログラミングの対策として有効なものの一つに、eラーニングを利用する勉強方法があります。豊富な予想問題とわかりやすい解説、時間を計る機能など、データ構造及びアルゴリズムの問題を解くサポートをしてくれます。
当社のeラーニング「基本情報技術者試験 合格総合対策コース」は、効率的な学習で受講者の合格をサポートします。蓄積されていく個人ごとの練習問題の正誤結果により、間違いの多い分野の分析が容易になるため、自身の弱点に特化して対策を行えます。また、チュータ担任制度もあり、チュータが質問に回答してくれる仕組みとなっているため、難しい問題でつまってしまっても質問することでスムーズに解決をすることができます。また合格ナビゲーション付きのコースでは、どのようなペースで勉強していけばよいのか、モデルケースを示し、継続的なスケジュールに沿った勉強のサポートもしてくれます。もちろん、科目A試験免除制度にも対応しています。
知っていますか?
合格が近づく科目A免除制度
あなたは科目A免除制度について、ご存じでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率は基本的に40%~50%の合格率で遷移しています。半分以上が落ちてしまうことから、難易度の高さが伺えるのではないでしょうか。そこで、少しでも合格率を高めるために活用したいのが「科目A免除制度」です。
基本情報技術者試験に合格する為には、知識を問う科目A試験、技能を問う科目B試験の2つの試験に合格する必要があります。科目A免除制度とは、IPAに認定されたeラーニング講座などを事前に受講し、科目A免除修了試験に合格すると、本試験の科目A試験が1年間免除されるという制度です。事前に科目A試験の免除の権利を手に入れておけば、科目B試験に集中することができるので、合格がぐっと近づくこと間違いなしです!