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2020.06.02
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新しい基本情報技術者試験の午後の配点とは

新しい基本情報技術者試験の午後の配点とは
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さて、令和二年度春期の情報技術者試験より、基本情報技術者試験の午後の配点が変更となりました。令和二年度の春期試験は中止となったため、実際には令和二年度秋期試験以降からの適用となるようです。本記事では、基本情報技術者試験の午後の問題について、新しい配点と出題範囲などを解説していきます。
目次

1.午後の問題の出題分野、回答数

令和二年度春期試験以降の基本情報技術者試験について、午後の問題の出題分野および回答数は、試験を執り行うIPA:情報処理技術者試験より発表されています。出題数は全11問の設問で、そのうち必須回答の問題と選択回答の問題あわせて5問を解答するように定められています。
なお、回答時間は150分間です。回答時間については、これまでと変わりありません。
出題範囲

引用:試験要綱・シラバスなど 試験要綱Ver4.4より(IPA:独立行政法人情報処理推進機構)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_4.pdf

1.1.問1、問6(必須回答問題)

問1の「情報セキュリティ」に関する設問、問6の「データ構造及びアルゴリズム」に関する設問は解答必須となっています。これは令和二年度春期試験以前と変わりありません。
・情報セキュリティ
情報セキュリティポリシ,情報セキュリティマネジメント,データベースセキュリティ,ネットワークセキュリティ,アプリケーションセキュリティ,物理的セキュリティ,アクセス管理,暗号,認証,不正アクセス対策,マルウェア対策(コンピュータウイルス,ボット,スパイウェアほか),個人情報保護 など

・データ構造及びアルゴリズム
配列,リスト構造,木構造,グラフ,整列,探索,数値計算,文字列処理,図形処理,ファイル処理,計算量,誤差 など

1.2.問2~5(選択回答問題)

問2~5は選択問題となっています。こちらは出題分野、出題数および選択する問題数が、過去の試験から変更されているため注意が必要です。出題分野のグループが二つに分かれており、グループ1から3問、グループ2から1問と出題割合に違いがあります。
令和元年秋期試験まで:出題数6問、選択数4問
令和二年春期試験以降:出題数4問、選択数2問
●出題分野グループ1:4分野より3問出題
・ソフトウエア・ハードウェア
OS,ミドルウェア,アプリケーションソフトウェア,言語処理ツール,数値・文字・画像・音声の表現,処理装置,記憶装置と媒体,入出力装置,命令実行方式,アドレス方式,システム構成 など

・データベース
データベースの種類と特徴,データモデル,正規化,DBMS,データベース言語(SQL)など

・ネットワーク
ネットワーク構成,インターネット,イントラネット,プロトコル,データ通信,伝送制御 など

・ソフトウェア設計
ソフトウェア要件定義,ソフトウェア方式設計,ソフトウェア詳細設計,構造化設計,モジュール設計,オブジェクト指向設計,Web アプリケーション設計,テスト計画,ヒューマンインタフェース など

●出題分野グループ2:4分野より1問出題
・プロジェクトマネジメント
プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画),プロジェクトチームのマネジメント,スケジュールの管理,コストの管理,リスクへの対応,リスクの管理,品質管理の遂行,見積手法 など

・サービスマネジメント
サービスマネジメントプロセス(サービスレベル管理,サービス継続及び可用性管理,キャパシティ管理,インシデント及びサービス要求管理,問題管理,変更管理ほか),サービスの運用(システム運用管理,運用オペレーション,サービスデスク) など

・システム戦略
情報システム戦略(全体システム化計画,業務モデルほか),業務プロセスの改善(BPRほか),ソリューションビジネス など

・経営戦略・企業と法務
経営戦略手法(アウトソーシング,競争優位,SWOT 分析ほか),マーケティング(マーケティング理論,マーケティング手法ほか),企業活動,会計・財務,法務,標準化関連など

1.3.問7~11(選択回答問題、プログラミング)

問7~11はソフトウェア開発に関するプログラミング言語の選択問題です。5問より1問を選択して回答します。対象となる5言語のうち、1つが令和二年春期試験より変更となりました。これまで選択可能であったCOBOLが廃止され、Pythonが新たな選択肢として追加されています。
  • アセンブラ
  • C言語
  • Java
  • Python
  • 表計算
プログラミング言語の詳細な仕様はIPA発表の情報によりご確認ください。特にアセンブラ言語、表計算ソフトについては情報処理技術者試験専用の仕様の仮想の言語、ソフトを利用しているため、要確認です。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/shiken_yougo_ver4_2.pdf
またプログラミング以外にも、テスト、デバッグについても出題範囲となっています。
※さらに詳細に試験における知識、技能の細目が知りたい場合は、IPAによる基本情報技術者試験ホームページよりシラバスを参照ください。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hanni_skill.html#syllabus

2.午後の問題の配点

令和二年度春期試験からの午後の試験の配点は以下の通りです。IPA:情報処理推進機構により発表されています。午後全体で100点満点、合格ラインは60点です。この点についてはこれまでと変更はありません。出題数及び回答する問題数が変更されたことにより、配点が令和元年度秋期試験より変更となっています。
配点表

引用:試験要綱・シラバスなど 試験要綱Ver4.4より(IPA:独立行政法人情報処理推進機構)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_4.pdf
注目すべき点としては、選択する問題数を減らしたため、一問ずつの配点が上がっていることです。選択問題以外の問題についても配点が上がっています。問1と問6は、令和元年度秋期以前は12点と20点の配点でしたが、20点と25点の配点に上がっています。※問6は令和元年度秋期試験の問8と対比。
問2~5の選択問題も選択する問題数が4問から2問に減ったため、配点は各12点から各15点に変更されています。
さらに問7~11のプログラミングの選択問題も20点から25点に配点が上がっています。
全体的に回答する問題数が減ったため、それぞれの配点が上がりました。しかしながら、設問される可能性のある分野が減ったわけではありません。出題される可能性のある分野は変わらず、この中から出題される設問数が減る形です。このため、勉強、対策する範囲は同じです。さらには、出題数が減り、それぞれの問題の配点が上がった分、各分野に対してより深い知識を問う問題が出る可能性もあり、注意が必要です。
またデータ構造及びアルゴリズムとプログラミング言語の選択問題の配点が上がり、合わせて50点となっています。よりプログラミングに関する知識、スキルへの比重が上がっているといえます。プログラミング未経験者、文系の受験者にとってはより難易度が向上することにつながります。さらなる効率的な学習が必要です。

まとめ

基本情報技術者試験における午後の配点の変更により、出題範囲は変わりません。総勉強量に関してはこれまでと同様か、新たな技術、知識が生まれていく分、今後も増えるという傾向があります。また、選択する問題数が減ったことにより、それぞれの分野についてより深い理解が必要となります。
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