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【2021年PMP試験改定】出題範囲とドメインの変更点を徹底解説

2021年1月2日より、PMP®試験が大幅に改定されました。今回の「PMP 改定」では、出題範囲やドメイン構成が刷新され、アジャイル型・ハイブリッド型の出題比率が50%に増加するなど、従来の試験内容から大きく変化しています。本記事では、最新の試験概要や改定ポイントを詳しく解説します。
PMP®はなぜ変更するのか?
PMP®は、米国PMIが認定するプロジェクトマネジメント資格で、取得後も3年ごとの更新と継続的な学習が求められる、実務に即した資格です。
本資格の試験内容は定期的に見直されており、今回の改訂は2015年以来。PMBOK®ガイドの改訂に伴うものではなく、試験概要(Examination Content Outline)の改訂による変更です。
PMIは、PMP®の信頼性を保つため、ジョブタスク分析や役割記述調査(RDS)を通じて、現場のプロジェクトマネージャーの実情やトレンドを反映した内容に更新しています。
こうした背景により、PMP®は時代に即した信頼性の高い資格として位置付けられています。次に、具体的な改定内容を見ていきましょう。
本資格の試験内容は定期的に見直されており、今回の改訂は2015年以来。PMBOK®ガイドの改訂に伴うものではなく、試験概要(Examination Content Outline)の改訂による変更です。
PMIは、PMP®の信頼性を保つため、ジョブタスク分析や役割記述調査(RDS)を通じて、現場のプロジェクトマネージャーの実情やトレンドを反映した内容に更新しています。
こうした背景により、PMP®は時代に即した信頼性の高い資格として位置付けられています。次に、具体的な改定内容を見ていきましょう。
PMP®試験の主な改訂ポイント
ご紹介したように、今回の変更は試験概要の変更であり、試験内容であるPMBOK®ガイドの変更に伴うものではありません。そのためPMBOK®ガイドは同様の第6版から出題されますが、出題形式の切り口が変わります。それでは具体的にどのように変更になるのかご紹介します。
アジャイル型・ハイブリッド型出題比率が50%
近年のアジャイル型のシステム開発の採用が増加したことを受けて、PMBOK®でも第6版よりアジャイル型に関して取り上げるなど行っていました。しかし、実際の試験内容はどちらかというと予測型プロジェクトマネジメント(ウォーターフォール型)がほとんどでした。今回の変更を受け、出題範囲が従来の予測型プロジェクトマネジメント50%、アジャイル型・ハイブリッド型出題比率が50%になりました。 そのため、従来ウォーターフォール型のみに従事していたプロジェクトマネージャーはスクラムなどアジャイル型のプロジェクトマネジメントの学習が必要となっています。
ドメインの変更
出題比率の変更
従来は、5つのドメインに定義されており、各試験主題比率は下記のように設定されていました。
1.立ち上げ(Initiating)13%
2.計画(Planning)24%
3.実行(Executing)31%
4.監視・コントロール(Monitoring and Controlling)25%
5.終結(Closing)7%
各ドメインはプロジェクトマネジメントにおける5つのプロセスに伴い、規定されておりました。しかし、今回は全く新しく3つのドメインに変更されました。
1.人(People) 42%
2.プロセス(Process)50%
3.ビジネス環境(Business Environment) 8%
これは、ドメインのタスクの性質で分類されたと考えられます。また、ドメインの変更に伴い、タスク内容も調整が行われております。 タスクの変更として大きな点は、タスク数が大幅に減少になっていることです。従来は42のタスクが設定されていましたが、新しいドメインでは35のタスクに減少しています。
1.立ち上げ(Initiating)13%
2.計画(Planning)24%
3.実行(Executing)31%
4.監視・コントロール(Monitoring and Controlling)25%
5.終結(Closing)7%
各ドメインはプロジェクトマネジメントにおける5つのプロセスに伴い、規定されておりました。しかし、今回は全く新しく3つのドメインに変更されました。
1.人(People) 42%
2.プロセス(Process)50%
3.ビジネス環境(Business Environment) 8%
これは、ドメインのタスクの性質で分類されたと考えられます。また、ドメインの変更に伴い、タスク内容も調整が行われております。 タスクの変更として大きな点は、タスク数が大幅に減少になっていることです。従来は42のタスクが設定されていましたが、新しいドメインでは35のタスクに減少しています。
イネイブラーの設定
従来のテストではドメイン・タスクごとに活用する知識とツールが設定されていました。しかし、今回の変更でイネイブラーが新たに設定されています。
ドメイン、タスク、イネイブラーの定義をご説明します。
ドメイン:プロジェクトマネジメントの実践において欠かせない知識エリアと定義されています。
タスク:ドメイン領域内の各プロジェクトマネージャーの責務です。
イネイブラー:タスクに関連付けられる作業の具体例です。
このような整理は、試験概要をより体系的に理解できるようにするために書式の簡素化を意図して設定されました。
ドメイン、タスク、イネイブラーの定義をご説明します。
ドメイン:プロジェクトマネジメントの実践において欠かせない知識エリアと定義されています。
タスク:ドメイン領域内の各プロジェクトマネージャーの責務です。
イネイブラー:タスクに関連付けられる作業の具体例です。
このような整理は、試験概要をより体系的に理解できるようにするために書式の簡素化を意図して設定されました。
タスク・イネイブラーの追加
新しく設定されたタスク、イネイブラーもあります。イネイブラーは従来のタスクや知識とツールと呼応しているものがあります。しかし、今回新たに設定されたものもあります。ここで新しく追加になった代表的なタスクを以下に紹介します。
人ドメイン
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プロセスドメイン

ビジネス環境ドメイン
まとめ
2021年1月2日からのPMP試験改定により、出題範囲やドメイン構成が大きく変更されました。新たな試験形式に対応するためには、アジャイル型やハイブリッド型の知識を含めた包括的な学習が求められます。最新の試験概要を把握し、効果的な対策を講じることが、PMP資格取得への近道となるでしょう。