未経験から挑む基本情報技術者試験。必要な勉強時間はどれくらい?
1.ズバリ気になる勉強時間の目安は?
おおよその目安として、ITにあまり詳しくない人は150時間~、ITに関する知識があり日常的に実務で利用している人は50時間~程度といわれています。もちろんそこには個人差もあります。場合によっては200時間以上を要した人の話も耳にします。
200時間がかかると仮定した場合、半年かけて学ぶとしても一日一時間以上の勉強を毎日積み上げなければなりません。さらに期間を短く考えて3カ月とすると、一日二時間以上が必要となる計算です。これは社会人が仕事をしながらこなさないとならない場合は、かなりの負担となります。学生でも他に本分とする勉強があるのであれば、かなり厳しいのではないでしょうか。
また、半年でも3カ月でも継続して勉強をするのは大変です。特に自分一人で学ぶ場合は、難しい内容に行き詰まってしまったりすると継続が困難になりがちです。勉強しなければならない量が多いほど、つまづいてしまったときにはなかなか動き出しづらいものです。
さらにはペース配分を考えて学んでいくことも必要となってきます。未経験から学ぶ場合、基本情報技術者試験の試験範囲は広大で、難易度が高く感じるところもあります。どのくらいのペースで進めるべきか、計画を立てるのにも苦労するはずです。
1.1. 2023年4月から始まる新制度でも勉強時間は変わらない?
あなたは科目A免除制度について、ご存じでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率は基本的に20%~30%の合格率で遷移しています。半分以上が落ちてしまうことから、難易度の高さが伺えるのではないでしょうか。そこで、少しでも合格率を高めるために活用したいのが「科目A免除制度」です。
基本情報技術者試験に合格する為には、知識を問う科目A試験、技能を問う科目B試験の2つの試験に合格する必要があります。科目A免除制度とは、IPAに認定されたeラーニング講座などを事前に受講し、科目A免除修了試験に合格すると、本試験の科目A試験が1年間免除されるという制度です。事前に科目A試験の免除の権利を手に入れておけば、科目B試験に集中することができるので、合格がぐっと近づくこと間違いなしです!
2.勉強時間が短縮できる?効率的な勉強方法は?
BizLearnの提供する基本情報技術者試験向けのオンラインスクールには、「試験説明会」「eラーニング」「オンラインライブ講義」「学習進捗サポート」が含まれています。以下、オンラインスクールを活用することで、どのような学習が可能になるのかをご紹介します。
基本情報技術者試験の傾向を知ったうえで対策をすることが可能
125時間~150時間で試験範囲の全てを学習可能
重点ポイントに絞った学習が可能
すき間時間での学習が可能
学習進捗を徹底サポート
弱点分析で効率的に学習可能
時間を計測した本番を意識した回答が可能
担任チュータの個別指導
3.試験勉強の負荷を分散できる科目A試験免除制度とは?
基本情報技術者試験は、A試験(旧午前試験)とB試験(旧午後試験)で構成されます。A試験(旧午前試験)の試験時間は90分で60問出題されます。B試験(旧午後試験)の試験時間は100分で20問です。それぞれ1000点満点中600点で合格となりますが、採点方式はIRT方式のため1問当たりの得点は予め決まっているわけではありません。おおよそ6割の正答が合格と考えると良いでしょう。A試験(旧午前試験は4択問題が60問とかなりのボリュームがあります。またB試験(旧午後試験)はプログラミングに関する知識を問う問題などがあり、こちらも未経験者にとっては難易度の高いものとなります。
午A試験(旧午前試験)もB試験(旧午後試験)もボリュームのある試験を受験するのはとても大変です。その負荷を軽減することができる制度が、科目A試験免除制度です。
科目A試験免除制度は基本情報技術者試験を執り行うIPA:独立行政法人情報処理推進機構が認定した講座の受講者のみが利用できる制度です。講座を修了することで、最大2回までA試験免除修了試験を受験することが可能です。先にA試験免除修了試験に合格しておけば、免除期間中の1年間は何度でもB試験(旧午後試験)のみを受験することが可能になります。そのため、B試験(旧午後試験)対策に集中することができます。
この科目A試験免除制度、受験者にとってはとても大きなメリットです。試験を分割して受けることができ、科目A試験免除試験合格後1年間は有効です。科目A試験免除試験合格後はB試験(旧午後試験)の問題に集中できるため、試験に対する準備の負荷を分割することができるのです。
(例:3月から学習を開始した場合)
3月~5月 |
科目A試験免除試験対策 まずは試験範囲のインプットを中心に行います。その後は、徹底的に過去問に繰り返しチャレンジしましょう。科目A試験免除試験は、過去問から出題される傾向が非常に高いためです。 |
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6月 |
科目A試験免除試験1回目 学習してきたことを出せるように落ち着いて解いていきましょう。 |
7月 |
科目A試験免除試験2回目 万が一、1回目に落ちてしまっても2回目に合格すればOKです。全力で試験に挑みましょう。 |
8月~10月 |
B試験対策 A試験の免除ができれば、あとはB試験の対策をするのみです。分からない部分は、オンラインライブ講義、もしくはチュータに質問をして理解を深めていきましょう。 |
11月以降 |
B試験の受験 対策ができたら、B試験を受験しましょう。万が一、不合格になってしまっても、A試験は1年間免除されますので、めげずに何度も挑戦しましょう。 |
まとめ
当社のオンラインスクール「Biz Online School」では、最新の試験制度に対応した内容で学習をすることが可能です。理解が難しい場合には、オンラインライブ講義での質問、チュータ制度でのフォローが利用でき、学習が行き詰ってしまうこともありません。また、スタッフが学習を全力サポートします。一緒に合格を目指しましょう!
あなたは科目A免除制度について、ご存じでしょうか?
基本情報技術者試験の合格率は基本的に20%~30%の合格率で遷移しています。半分以上が落ちてしまうことから、難易度の高さが伺えるのではないでしょうか。そこで、少しでも合格率を高めるために活用したいのが「科目A免除制度」です。
基本情報技術者試験に合格する為には、知識を問う科目A試験、技能を問う科目B試験の2つの試験に合格する必要があります。科目A免除制度とは、IPAに認定されたeラーニング講座などを事前に受講し、科目A免除修了試験に合格すると、本試験の科目A試験が1年間免除されるという制度です。事前に科目A試験の免除の権利を手に入れておけば、科目B試験に集中することができるので、合格がぐっと近づくこと間違いなしです!