日本の国家資格の一つである情報処理技術者試験。その中でも、IT人材に必要とされる情報処理の基本的な知識・機能・活用能力を試されるのが基本情報技術者試験です。令和4年度春期の試験では受験者数5万人を超え、とても人気のある資格試験です。
基本情報技術者試験はA試験(旧午前試験)とB試験(旧午後試験)の試験に分かれており、両方を合格しないと試験の合格とはなりません。そのA試験(旧午前試験)に出題されるのがシステム戦略に関する分野です。システム戦略では、システム戦略の用語やその説明についての問題が出題されます。
今回の記事では基本情報技術者試験のシステム戦略の分野について解説します。
- 1.基本情報技術者試験の一分野、システム戦略とは
- 2.システム戦略分野の対策とは
- 2.1.eラーニングを利用した学習方法
- 2.2.BizLearnのeラーニングから例題と解説
- 2.3.科目A試験免除制度の適用について
- 3.まとめ
1.基本情報技術者試験の一分野、システム戦略とは
1.情報システム戦略
(1)情報システム戦略
(2)エンタープライズアーキテクチャ
(3)プログラムマネジメント
(4)フレームワーク
(5)品質統制
(6)情報システム戦略実行マネジメント
2.業務プロセス
(1)業務プロセスの改善と問題解決
3.ソリューションビジネス
(1)ソリューションビジネス
(2)ソリューションサービスの種類
4.システム活用促進・評価
(1)システム活用促進・評価
参考:IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
https://www.jitec.ipa.go.jp/
2.システム戦略分野の対策とは
2.1.eラーニングを利用した学習方法
※ただし、情報処理技術は現在も発展し続けており、新たな分野から出題が行われることもあります。
eラーニングには過去問題とその解説があるため、繰り返し学ぶことでA試験(旧午前試験)の対策をすることが可能です。
システム戦略は、実務経験があると理解しやすいですが、特に実務で学ぶ機会がないのであれば、強くeラーニングでの学習をおすすめします。
2.2.BizLearnのeラーニングから例題と解説
A試験(旧午前試験)の問題 平成29年度春期試験より
問題:
非機能要件の定義で行う作業はどれか。
選択肢:
A.業務を構成する機能間の情報(データ)の流れを明確にする。
B.システム開発で用いるプログラム言語に合わせた開発基準、標準の技術要件を作成する。
C.システム機能として実現する範囲を定義する。
D.他システムとの情報授受などのインタフェースを明確にする。
Q1. 正解 B
非機能要件とは、システムに要求されるパフォーマンスや信頼性などの機能要件以外の、システムでは実装しない要件が該当します。
システム開発で利用するプログラミング言語に合わせた開発基準、標準の技術要件は、システムで実装する(しない)機能を定義する段階で取り決める内容ではないので、非機能要件で行う作業といえます。よって正解はBです。
A. 業務を構成する機能間の情報の流れを定義するのは業務要件定義で、業務要件定義をもとに、機能要件と非機能要件を定義します。よって、非機能要件の定義に該当する内容ではありません。
C. システム機能として実現する範囲を取り決めるのは機能要件の定義であり、非機能要件の定義に該当しません。
D. 他システムとの情報授受は、システム化された機能同士の内容なので機能要件の定義に属するものであり、非機能要件の定義に該当しません。
このようにBizLearnのeラーニングは丁寧な解説付きで、基本情報技術者試験に向けての勉強をサポートしてくれます。
2.3.科目A試験免除制度の適用について
BizLearnのeラーニングでは午前免除修了試験に対応しているため、初心者や文系の受験者にもおすすめです。
3.まとめ
基本情報技術者試験の科目A試験免除制度を利用する場合は、制度に対応しているeラーニングを受講し、修了することが必須条件となります。また当然ながら、A試験(旧午前試験)、B試験(旧午後試験)の問題の勉強方法としても、eラーニングの利用がお勧めです。効率的な学習が可能であること、場所と時間の制約なく勉強できること、自身の弱点分野を把握して対策がうてること等、他の学習方法と比べても大きなメリットがあります。
当社のeラーニング「基本情報技術者試験 合格総合対策コース」は、効率的な学習で受講者の合格をサポートします。蓄積されていく個人ごとの練習問題の正誤結果により、間違いの多い分野の分析が容易になるため、自身の弱点に特化して対策を行えます。また、チュータ担任制度もあり、チュータが質問に回答してくれる仕組みとなっているため、難しい問題でつまってしまっても質問することでスムーズに解決をすることができます。また合格ナビゲーション付きのコースでは、どのようなペースで勉強していけばよいのか、モデルケースを示し、継続的なスケジュールに沿った勉強のサポートもしてくれます。もちろん、科目A試験免除制度にも対応しています。
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