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例題と解説あり|基本情報技術者試験のネットワーク分野の対策とは

例題と解説あり|基本情報技術者試験のネットワーク分野の対策とは
BizLearnではeラーニング2024年版 基本情報技術者試験 合格ナビ付 総合対策コース(新試験対応)を提供しています。
日本の国家資格の一つである情報処理技術者試験。その中でも、IT人材に必要とされる情報処理の基本的な知識・機能・活用能力を試されるのが基本情報技術者試験です。令和元年度秋期の試験では受験者数6万人を超え、とても人気のある資格試験です。
基本情報技術者試験は午前と午後の試験に分かれており、両方を合格しないと試験の合格とはなりません。ネットワークの分野は午前、午後ともに対象となる重要な試験範囲の分野です。
基本情報技術者試験の午前問題のネットワークの分野については、ネットワークの基礎知識、実際にネットワークを成立させるプロトコルとハードウェア、その応用としてのネットワークの構築の仕方と幅広い知識を問う問題が出題されています。また、午後の問題ではネットワークの実際に構成例についての問題が出題されており、活用できるレベルでの理解が求められます。
今回の記事では基本情報技術者試験のネットワークの分野について解説します。

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1.基本情報技術者試験の問題内の一分野、ネットワークとは

基本情報技術者試験はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)によって運営されています。IPAのサイトのシラバスより、基本情報技術者試験の問題のネットワーク分野について記載を見てみると、下記が該当する範囲となります。シラバスには午前および午後の試験範囲が記載されており、範囲は共通です。
大分類 3:技術要素 中分類 10:ネットワーク
1.ネットワーク方式
(1)ネットワークの種類と特徴
(2)有線 LAN
(3)無線 LAN
(4)交換方式
(5)回線に関する計算
(6)インターネット技術
2.データ通信と制御
(1)ネットワークアーキテクチャ
(2)伝送方式と回線
(3)ネットワーク接続
(4)伝送制御
(5)メディアアクセス制御
3.通信プロトコル
(1)プロトコルとインタフェース
4.ネットワーク管理
(1)ネットワーク運用管理
(2)ネットワーク管理ツール
(3)SNMP
(4)仮想ネットワーク
5.ネットワーク応用
(1)インターネット
(2)イントラネット
(3)エクストラネット
(4)ネットワーク OS
(5)通信サービス
(6)モバイルシステム
参考:IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
https://www.jitec.ipa.go.jp/
一つの分野としても、ネットワークの方式からその構成技術および運用、応用と幅広い視点が必要となるため、基礎知識がない場合は学ばなくてはならないことが多くある分野となります。

2.ネットワーク分野の対策とは

基本情報技術者試験のネットワーク分野の幅広い範囲について記載しました。一つの分野だけでも、その幅広い出題範囲に合格できるのか不安を抱く人もいるかもしれません。しかし、初心者や文系の人でも効率的に学んで基本情報技術者試験に向けた対策ができる方法があります。eラーニングを利用することで、効率的に午前、午後の試験問題の対策をしましょう。

2.1.eラーニングを利用した学習方法

基本情報技術者試験の午前の問題は、過去に出題された問題と似た傾向の問題が繰り返し出題されています。つまり過去問を繰り返し解いて、過去問に対する回答ができるような力をつけていくことで、基本情報技術者試験の対策ができるということです。ネットワーク分野も同様で、まずは過去問を利用した勉強が有効です。
※ただし、情報処理技術は現在も発展し続けており、新たな分野から出題されることもあります。
eラーニングには過去問題とその解説があるため、繰り返し学ぶことで午前試験の対策をすることが可能です。
また午後の試験問題は、午前で問われた知識に加え、その実際の利用ケースに沿ってネットワークの設計、構築を行う問題となっています。こちらも特に実務で学ぶ機会がないのであれば、eラーニングの解説を読んで理解を深め、過去の問題から回答の傾向をつかみましょう。

2.2.BizLearnのeラーニングから例題と解説

BizLearnのeラーニングからネットワーク分野の問題を見てみましょう。
午前の問題 平成25年度 春期試験より 問題:
TCP / IP のネットワークにおいて、TCP のコネクションを識別するために必要な情報の組合せはどれか。ここで、必要な情報は“○”で表し、不要な情報は“×”で表す。
表

選択肢:
A. ア
B. イ
C. ウ
D. エ

正解と解説

正解 C

TCP / IP のネットワークは、IP プロトコルで宛先 IP アドレスにより相手を特定するルーティングを行い、TCP プロトコルでお互いにやり取りする伝送制御を行います。
TCP プロトコルの伝送制御は、IP プロトコルで利用した IP アドレスの他に、アプリケーションの識別番号である TCP ポート番号を利用します。

アプリケーション層〜セッション層

送信データをパケット単位に分割します

トランスポート層・TCP プロトコル

パケットの到着制御、順序制御のパケット連番と利用するアプリケーションを特定するポート番号を付加します。

ネットワーク層・IP プロトコル

宛先IPアドレスを付加して相手を特定する

上記では省略していますが、伝送制御は双方向のやり取りなので、IP アドレス、TCP ポート番号共に送信元と送信先の両方の情報が必要です。よって正解は C です。

このようにBizLearnのeラーニングは丁寧な解説付きで、基本情報技術者試験に向けての勉強をサポートしてくれます。

2.3.午前免除制度の適用について

eラーニングを利用するには、もう一つ大きなメリットがあります。eラーニングの中には、午前免除制度を利用することができる場合があります。これはIPAに認定された講座を修了することにより、試験当日より事前に午前免除修了試験が受けられる制度です。事前に午前分の試験を合格しておくことにより、試験当日は難易度の高い午後試験に集中することができます。本来、午前と午後の試験を一日で受けなければならないところを分割して受験できるため、それぞれの試験範囲に絞り込んだ勉強が可能です。
BizLearnのeラーニングでは午前免除修了試験に対応しているため、初心者や文系の受験者にもおすすめです。

3.まとめ

基本情報技術者試験の午前免除制度を利用する場合は、制度に対応しているeラーニングを受講し、修了することが必須条件となります。また当然ながら、午前、午後の問題の勉強方法としても、eラーニングの利用がお勧めです。効率的な学習が可能であること、場所と時間を選ばずに勉強できること、自身の弱点分野を把握して対策がうてること等、他の学習方法と比べても大きなメリットがあります。
当社のeラーニング「基本情報技術者試験 合格総合対策コース」では、効率的な学習ができます。蓄積されていく個人ごとの問題の実施結果により、間違いの多い分野の分析が容易になるため基本情報技術者試験の対策を効率的に行えます。チュータ担任制度もあり、質問に回答してくれる仕組みとなっているため、難しい問題でつまってしまっても質問することで解決が図れます。また合格ナビゲーション付きのコースでは、いつ何を学ぶのかのモデルケースを示し、ペースメーカー的な役割を果たしてくれます。もちろん、午前免除制度にも対応しています。
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