リスクマネジメントの理解を深めながら演習課題で即実践
- POINT 1実用・実践を考慮したコース設計
PMBOK®ガイドに存在するリスクマネジメントに関して、ケースワークや事例を織り交ぜ、リスクに対する実践学習として設計されています。一貫したケースワークと学習内容を反映した演習などにより、実用的かつ学んだ内容をすぐに活かせます。

あなたの学習を二人三脚でサポートする専任のチュータが担任でつきます。
あなたとチュータだけが利用できるパーソナルな掲示板「チュータHotLine」を利用し個別指導を行います。何回でも質問ができ、原則24時間以内(非営業日除く)にチュータから返答が届きます。学習のはじめからおわりまで同じチュータが指導するため、個人の成績や伸び具合に応じた的確なアドバイスを行います。わからないことなど、受講期間中いつでもお気軽にご相談ください。
学習する内容
※注意
課題対応のため、ローカル環境に Excel 2007-2021、またはそれに準じた xlsx ファイルを扱える環境がインストールされている必要があります。 この環境がない方はお受けいただくことができませんのでご注意ください。
■ 第1章 プレ演習
内容に入る前に、状況設定からプロジェクトのリスクについて、どのような事項に目を配るべきなのか、
受講者の現時点での知識や経験に基づいて考えていただきます。
この作業によって、コースで学ぶリスクについての着眼点の中で認識の薄かった部分についてより明確に意識していただきます。

■ 第2章 リスクとは何か
まず、「リスク」の定義や概念について改めて考えてみます。
リスクの定義、リスクの概念、リスクの捉え方について、プロジェクトマネジメントにおける考え方を
その他の分野における考え方との比較でより的確に理解します。
リスクの定義/リスクの概念 - PMBOK と他の分野/リスクのとらえ方

■ 第3章 リスク・マネジメント概論
PMBOK ガイドに示された“プロジェクト・リスク・マネジメント”について、
その概念や実施ステップの考え方を確認しながら、各プロセスのポイントを学んでいきます。
“プロジェクト・リスク・マネジメント”の概念/ “プロジェクト・リスク・マネジメント”のステップ/ステップ1“リスク・マネジメントの計画”/ステップ2“リスクの特定”/ステップ3“リスクの定性的分析”/ステップ4“リスクの定量的分析”/ステップ5“リスク対応の計画”/ステップ6“リスク対応策の実行”/ステップ7“リスクの監視”

■ 第4章 プロジェクトマネジメントの知識エリアでみるリスク
PMBOK ガイド第 11.2 節の“リスク特定”でリスクを洗い出す際の網羅性確保の考え方の一例として、
10 個の知識エリアのうち“プロジェクト・リスク・マネジメント”そのものを除く9エリアの視点から、
プロジェクトに伴う典型的なリスクについて考えてみます。
“プロジェクト・スコープ・マネジメント”に伴うリスク/“プロジェクト・スケジュール・マネジメント”に伴うリスク/“プロジェクト・コスト・マネジメント”に伴うリスク/“プロジェクト品質マネジメント”に伴うリスク/“プロジェクト資源マネジメント”に伴うリスク/“プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント”及び“プロジェクト・ステークホルダー・マネジメント”に伴うリスク/“プロジェクト調達マネジメント”に伴うリスク/ “プロジェクト統合マネジメント”に伴うリスク/アジャイル型ライフサイクルのリスク・マネジメント

■ 第5章 リスク・マネジメントの実践
実際のプロジェクトの中でのリスク・マネジメントのあり方について考えてみます。
リスク・マネジメントについても最低限留意すべきポイント、リスク・マネジメントで扱うリスクのフォーカスの決め方、
リスク・マネジメントのスコープの決め方などについて、考え方をまとめます。
プロジェクトマネジメントのボトムライン/リスク・マネジメントのフォーカス/リスク・マネジメントのスコープ決定

■ 第6章 “プロジェクト・リスク・マネジメント”の実務
“プロジェクト・リスク・マネジメント”のプロセスを実施することを念頭に置きながら、
リスクと課題の整理、ツールを用いたアクション対象の特定、優先度設定の考え方、リスク対応戦略のアプローチ、
モニタリングと是正アクションなどのポイントについて、その実務面での留意点について考えていきます。
リスクの特定-リスクと課題の整理/リスクの分析-ツールを用いたアクション対象の特定/リスクの分析-優先度設定の考え方/リスク対応戦略/モニタリングと是正アクション

■ 第7章 演習問題
本コースの最終課題として、状況設定からプロジェクトのリスクについて、どのような方針をもって対応を行うべきなのかを考えてみます。
第6章までで学んだ内容に沿って、プレ演習および小演習で作成を進めたリスク一覧の各リスクについて、
採用するリスク対応戦略のタイプを決定します。
エクササイズ – 演習問題
