会計の基礎知識と活用できるスキルが身につく
事業に必要不可欠な要素は「ヒト、モノ、カネ」と言われています。
本コースではその「カネ」の基本である財務諸表について、しっかりとおさえていきます。
- POINT 1ストーリー仕立てのコース
事業企画部に移動してきた主人公が会計を学ぶ必要に迫られ、友人や家族も巻き込んで会計の勉強を始めます。
各章の始めにあるショートストーリーで、彼らはいつも課題にぶつかります。
彼らが各レッスンで、課題に対して会計という視点から何を学び、どのように分析し
対策を立てていくのか、一緒になって学習をすすめましょう。
主な登場人物


(1)会計は企業の共通言語
財務諸表には何が書いてあり、それをどのように見ればよいか賢一さんと一緒に理解していきます。
(2)アンリさんとの再会
会計の勉強を続けている賢一さん、アンリさんと一緒に財務諸表を作ることができるのでしょうか?
(3)アンリさんの心配
アンリさんのお店は預金が増えません。なぜ?
賢一さんは説明できるようになるでしょうか。
(4)アンリさんに競合現る!
賢一さんは、競合対策で行う値下げの影響を、損益分岐点を使って説明しようと頑張ります。
(5)アンリさん、新しい注文を悩む
賢一さんは、大量受注のための投資や値下げの影響を予測できるでしょうか。
(6)賢一さん、発注先を決める
今までの培ってきた会計の知識をもとに発注先を検討し、決定できるでしょうか。
- POINT 2財務諸表の基本P/L、B/S、C/Sをおさえる
損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計算書(C/S)の構成を理解した上で、
そこから収益性、安全性、効率性、成長性などを読み取り分析することを学びます。
- POINT 3計算演習でお金の流れを実感
学んだ内容を活かして、計算演習に取り組みます。
モノとカネが動いた時に、継続を前提とする企業(going concern)の財務諸表がどのように変化していくのか実際に計算しながら確認します。

定着を促す学習方法

課題の提示
各章の始めで、主人公が直面する問題は何であるかが明らかになります。
問題点の気づき
登場人物の会話より、直面する問題の背景は何か、明らかにしたいことは何かなど、気づきを促します。
手法の説明
各テーマにふさわしい知識・手法を説明します。
チェック
確認テスト、エクササイズ、計算演習で学んだ内容を確認します。
学習する内容
■ 第1章 財務諸表とは
3つの財務諸表
損益計算書(P/L)
貸借対照表(B/S)
損益計算書(P/L)の見方
貸借対照表(B/S)の見方

■ 第2章 財務諸表の仕組み
P/LとB/Sの仕組み(実取引と、財務諸表の変化)
取引による P/L、B/S の変化
損益計算書に計上するルール(3つの原則)
損益計算書への計上(1)収益と費用
損益計算書への計上(2)減価償却費
決算の確定
計算演習

■ 第3章 キャッシュフロー計算書
なぜ、キャッシュフロー計算書が必要なのか
キャッシュフロー計算書の構成
営業キャッシュフロー:間接法による計算
投資キャッシュフローや財務キャッシュフロー:直接法による計算
財務諸表の見方
キャッシュフロー計算書の見方と事業のライフサイクル
計算演習

■ 第4章 コスト分析と損益分岐点
変動費と固定費と損益分岐点
限界利益と損益分岐点売上高の求め方
損益分岐点計算の応用

■ 第5章 予測財務諸表
今期の収支を予測する(値下げの影響)
損益計算シミュレーション
予測財務諸表
計算演習

■ 第6章 会社の見方
P/L では売上と利益を確認
B/S では借入金と自己資本率を確認
P/L と B/S を見る
